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叱る依存がとまらない

2023年に読んだ最高の本の1冊
会う人、会う人にご紹介しまくってた。
オンラインだけど、村中先生のお話しを聞くことができた!
やったー!

やまがたメモをこちらにシェアします。
全体は12000文字あったのですが、
キーワードだけこちらに置いておきます。

オンラインで受講できた講座を主催してくださった
和久田ミカさんに深く深く感謝!

私の個人的な学習のためのメモですので、
学びたい方は村中先生の本を
ぜひぜひお読みくださいね。

やまがたメモ
学びの困難さを抱える子どもたちと保護者と
先生が関わる中での気づき
・子供のためを思って叱る大人が多いこと
🌟叱かる側に要因があり
叱られる側に要因はない
(この点がポイント)
叱る側のニーズで起こること 視点の転換

叱ると叱る側はどうなのか?
①親の自己効力感を満たす
親の自己効力感を満たされる
自分の行動が世の中に
影響があるという感覚

②処罰感情の充足
自分が損をしていてもたくさん罰を与えたらいいという欲求があった
ドーパミンが出てた。

依存:自分の苦痛を和らげてくれるものに依存する
(依存症とは違う)

・叱る→咎めて強い言葉で咎める
声を荒立てて咎める(攻撃的な側面)

説得や説明や言い聞かせ
攻撃性がない。

本質は
攻撃的であるかどうか

なぜ攻撃性が必要か

相手にネガティブな感情を持って欲しい
言葉によって認識を自分の思いようにコントロールしたい

1 しかる側はどうでもいい、叱られる側がネガティブな感情になること
2 叱る側の思うようにコントロールしていること
上記の条件が叱る

怒ると叱るの区別は子どもはできない
(脳の反応は一緒)

◼︎本当に大切なこと
叱るを避けたい理由→単純に「効果がない」


叱っても
学びや行動の成長につながらない
促進しない
効果ない

叱られる原因
何か良くないこと→叱る
ネガティブ感情になる言い方

叱る側のの願い
ちゃんと考えて二度と同じことをしないでほしい→学んでほしい

叱られる側ネガティブ感情でいっぱい→防御モードになっている→目の前の苦痛でいっぱいになっている→考えられない

ネガティブ感情でいっぱいだったら
叱られる原因に意識を向けることができなくなる。
困難なこと→必死で「どうやったら早く終わるかな」
戦略的に考える

叱られてる子→ネガティブ感情→扁桃体ネットワーク活性化→防御反応(戦うか逃げるかモード)
動物全般 (多くは戦えない)→とりあえず言うことを聞く

叱っちゃダメというのではないこと
限定的
危機介入の時:自分と相手が怪我をする時
目の前で今ここままで良くないことを止めてもらうこと

ただし、
終わり方が大切....

危機は終われば、もう叱らない。
(叱り続けるこは私達の納得と自己満足のため)
叱った後にちゃんと追えているかが大切

罰は学びも反省も与えない
(飲酒運転の事例のお話し)

🌟人間は人から強制された苦痛で人間は強くもならないし、成長もしない

皆様自身は叱るに悩める
権力者である
権力を持ってるから悩んでる
(親の権威性に気づくということ。とても重要)
🌟あるべき姿は常に叱る側が握っている
(ニューロダイバーシティの子どもたちと保護者の関係で
先生が見てきたたくさんの叱る依存)
・なぜニューロマイノリティな子どもを叱るか?
自分が思う当たり前、普通、一般常識から子どもがはみ出るから

でも情報の取り入れ方や基本情報の処理レベルで見え方、聞こえ方が違う
注意関心の向かう先が人によって違う

自分の当たり前は自分の当たり前であることは尊重するが他人にとって当たり前であるかどうかは可能性が非常に低い

そもそも叱る行為をしたくないならいような環境を作るのがお勧め
予測力を鍛える

叱られる
①突然
②前持って言われるの2種類
もし叱る行為が多いと思っていたら、回数を減らすのはハードルが高いので、回数は減らさなくてもいいので、②予告された叱るに変えていく
予告されてない叱るを減らす

言われてたことを叱る→予測力
減らせなくても、予告する叱るに変換
90-100%がそうなるよう目指す

子どもをよく見る、観察力
精度高く子どもを観る→予測力

前裁きの重要性

しないのか、出来ないのか迷ったら、
「出来ないのだ」と考える

成長は出来ると出来ないの間を揺れながら徐々に成長する

どうしたら出来ないを出来るに変えられるか?という発想の転換ができる。
叱るという発想の真逆の発想
出来ないをできるに変えるのは、叱るも苦痛も必要ない

叱る依存予防のために
🌟冒険モード
「やりたい」「ほしい」という欲求をベースにした主体的な学びは、ワクワクした気持ちと困難を乗り越えるために試行錯誤に満ちている

人間はこの瞬間が一番学ぶ
・自己決定 人が冒険モードに入るために自己決定がある
・たとえば:すごろく…自分がふったサイコロ
人生も同じ
自分でサイコロを振る(他人に振られたら嫌だ)

行動が変わる モードが違う
漢字を覚える努力
防御モード(とにかくやれ!)
試してご覧(冒険モード)

結果は違う
防御モードと冒険モードは
同時に起きない

叱るを手放すと自発性自立的な成長が自然につながっていく
叱ると→防御モード

冒険モードを増やす。
叱る依存と同時にこの子がしたい、やりたいことを自己決定した上で
試行錯誤してる時間を増やすか24時間365日冒険モードの時間を5-10分でも増やすために私たちは何ができるだろうかというこということを取り組むことが、実は一番最短な叱る依存の予防かもしれない

叱ることを完全に手放せません
だれも完璧ではないというメッセージで講義が終わり、
和久田ミカさんとの対談のほぼ2時間のオンライン講座でした。

この学びを今後の講座にも活かしていこうと思います。
これからも叱る依存の本を多くの人にお勧めしていこうと思います。

今日もおよみいただき
ありがとうございます。

やまがたてるえ


これからの学びに活かしていきます!ありがとうございます。