1歳7ヶ月双子の冒険 お茶を買いに行く
きのうはお天気がよく雪も溶けたので、午後のお昼寝が終わってから、3人で駅前のお茶屋さんに行ってきた。
1人でいけば20分で済む用事、二人を連れたお買い物は予想を超えて時間がかかるので、気合いが必要だ。家を出てから戻ってくるまで2時間弱。とても疲れた!
練習中の電動自転車に2人を乗せて、駅から徒歩3分の駐輪場まで走る。きゃーきゃー言いながらもなんとか無事に辿り着く。
ここからが長かった。
まず、一人ずつ降ろして靴を履かせるのだが、先に靴を履いて地上に降り立った方に、「危ないからここにいて!!絶対に離れないで!!」と言い聞かせる(そんなのむりだ)。その子から目を離さないようにしながらもう一人に靴を履かせる。「ダメダメダメダメ!!そっち行っちゃダメって言ったよ!!」と、できるだけ低い声で何度も注意。喉が痛い。
両手にしっかり手を繋いで、さぁ出発!!
二人にとっては歩道を歩くのは冒険だろう。
植木になる実がきになって摘む。脇道の雪の溶け残りが気になって触る。駅前では電車が見たくて「ガタンゴトン!!」と言ってしゃがみ込む。
大変だし、危険もあるけれど、公園や児童館で遊ぶ事だけが遊びじゃないと思うので、少しずつ歩く距離を伸ばしているところ。
やっと辿り着いたお茶さんで休憩。奥さんが子どもたちを畳の上に座らせて、ぬいぐるみで遊んでくれたので、ご主人の話を聞きながらゆっくりお茶を選ぶことができた。
このお茶屋さんでお茶を買うのは2回目。昨年の夏に児童館でやっていた一時保育付きの講座を受講した。そのときの講師がここのご主人で、それまでコーヒーばかり飲んでいたのだが、お茶を飲むようになった。
お茶の話しだけで2時間も持ちますか!?と思っていたのだが、プロの話って面白い!!
お茶の産地、淹れ方、急須のお手入れの仕方、農薬について、今と昔のいいとされるお茶の違いなど、美味しいお茶をいただきながらの講座はとても楽しく、一緒に参加した人たちとの会話もはずんだ。
ご主人は、茶農家さんの情熱や地元のコミュニティ活動など、人と人の想いを大切にしている人だと感じた。だから何十年も駅前でお茶屋さんが続けられるんだなぁと納得。そして私もこれからお茶はここで買おうと決めたのだ。
母は満足してお茶屋さんを出る。
もちろん帰り道も寄り道いっぱいで歩く。
子どもたちの冒険に付き合い、自分のお買い物もできて充実の1日だった。
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