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新しい朝がきた

子ども達が待ちに待った夏休みがやってくる( ・`ω・´)
親はちょっと憂鬱ですけどね(´・ω・`)

息子が入学して早4ヶ月。初めての夏休み。
この4ヶ月で、できたこと、やりたいこと、食べられるようになったものがたくさん増えました。
できたことが増えたことで自信が付いたらしく、やりたいことも増えました。自己肯定力さまさまですね。
食べ物に関しても食べられるものが増えました。1回だけ給食を完食した日があり、それが自分自身に自信を持つきっかけになったようです。
初めは渋っていた給食も、今では自分で折り合いをつけて食べるようになったそうです。給食が始まって間もない頃は、トレイの上に並べられた食事を見て、食べれるものだけを選んで食べていたものが、最近では一口食べてみて「うん、無理」と諦めたり、何かと何かを混ぜてみて自分が食べられそうな味を探してみたりと自分でチャンレンジ&試行錯誤しているみたいです(先生談)。家では相変わらずの偏食我侭王子ですが、学校で頑張っているのなら良しとしよう。

もちろん、良いことばかりではありません。
できなかったこと、できなくなったこと、食べられなくなったものもあります。
ASDの診断を受けた時に指摘された、書き取りの遅さが顕著化してきました。ノートへの書き写しが非常に遅いので、自分の意に反して授業が進むとプチパニックになることもあるそうです。今のところ先生がしっかりと対応してくださっているようなので、大問題には至っていませんが…。書き取りの練習が急務となりました。
あと、アレルギー症状も悪化しました。半年前と比べてIgE値が4倍以上に(-_-;)中でも、致命的だったのが食物アレルギーを発症してしまったこと。ただでさえ口にする食材が少ないのに…。今のところクラス2なので少量なら摂食可能ですが、いつ悪化するか分からない状態です。加えて、体調によってはアナフィラキシーショックを起こすことがあるかもしれないと宣言されました。複数のアレルゲン持ちな上に、食が細いため免疫力とか抗体力とか低くなることがよくあるので、いつアナフィラキシーが起きるかと((((;゚Д゚))))しています。

本当に毎日が牛歩並の進歩です。3歩進んで2歩下がっています。
まさに『365歩のマーチ』のようですね(笑)

しかしながら、進歩していないことも…。
『興味を持ったら突っ走る』性格は健在です。何度言い聞かせても、止めようとしません。『止められない、止まらない』某お菓子のキャッチフレーズそのまんまです。しまいには、泣く・叫ぶ・暴れるの三拍子。この辺は診断前とほとんど変わらないですね。3歩進んで3歩下がっています(´・ω・`)

ここ数ヶ月で変わったのは息子だけではありません。母の対応も少し変化しました。
突飛な言動が多い息子を「あれしちゃだめ」「これしちゃだめ」とよく制限していました。特に義父母の前となると、息子の自由な発想や表現力、好奇心に積極性、それらを抑制する場面が今まで多かったと思います。
ASDの診断を受けてからは、「感覚の問題なので、ガミガミ言っても意味がない」と悟りを開きました。ある意味で免罪符のようですね。
とはいえ、いつも“すべてを包み込んでくれるような優しいお母さん”という訳にはいきません。母も俗世人なので、喜怒哀楽はあります。むしろ激しい方だと自覚しています。なので、夏休みの宿題に手をつけようとしない息子に怒り心頭中です(# ゚Д゚)

そんな自由奔放な息子に「大きくなったら何になる?」系の質問を投げかけると、返ってくる答えが毎回違います。
小さい頃は仮面ライダーに。その後は少し現実味を帯びてきて、パイロット、警察官、プログラマー、サッカー選手、宇宙飛行士、ゲームクリエイターなどなど。聞く度に夢がコロコロ変わります(笑)。最近では政治家と言い出したりしましたね(参照note)。
どれもこれも、その時に興味を持ったものに大きく左右されているわけですが、今後一体どうなることやら。『明日は明日の風が吹く』って感じですかね。母は気長に待つことにしましょう。

小さな一歩をゆっくりと、でも着実に前進していく息子が将来どんな夢を叶えるのか、今からとても楽しみです。


息子よ。夢はでっかく、いっぱい持て!


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