見出し画像

不思議な体験

どこかに書き留めておかないと
忘れてしまいそうなので
noteに。

昨年12月に手術をして以降、
月に1度来る月経をとことん見つめてみた。
痛みを完全に手放した月もあった。
初経以来、生理痛があった。
あるものだとおもっていた。
なんなら、手放せるとは思っていなかった。

4月、なぜか再び生理痛があった。

生理は、前月1ヶ月の生活の通知簿だと聞いた。身体に優しい生活をしていれば生理痛は発生しない、ということ。

でも振り返ってみても
そんなに身体を酷使したわけじゃないし
暴飲暴食をしたわけでもない。
テルミーもしたし
あたたかくなってきても
レッグウォーマーをつけたりしていた。
冷たいものを食べすぎたのか。

生理痛は波があるのに
今回のものはずっといたい。
地味にずっと痛くて
お腹が張っている。
胃の調子が悪いのか?

それが今日、
お客様に施術をしたあと気がついた。
お腹痛くなくなってる...!

そして振り返った。
ここ数日、人に施術をしていなかった。

生理痛があるから、こまめに自働テルミーをしていた。お腹や背中を中心に、何度もかけた。大きな火で何度も。ときどき圧もかけながら「奥まで届け〜」とかけた。でも痛みは変わらなかった。一瞬あったかいから紛れるけど、やっぱり痛かった。

本来の私は、人を喜ばせることが好きで、人の役に立つことで自分の喜びになっていた。なのに最近は自働テルミーはせず他働テルミーばかりかけてほしいとせがむ旦那さんにすこし呆れていたし「わたしだってかけて欲しい」と思っていた。羨ましかった。面倒だった。

お客様がきてくれて、全身テルミーをする機会を与えてもらった。もうそのときにはもしかすると痛くなかったかもしれない。タイミングがそうだっただけで、人にかけたことで治ったなんて後付けもいいとこかもしれない。それでも、わたしはお客様にかけたから自分の腹痛が治ったとはっきり感じた今日だった。

テルミーは、被施術者に7割、施術者に3割熱がはいると聞いたことがある。冷温器につける線香から圧をかけて熱を身体に移入させるけど、冷温器を握っている人にも少なからず物理的観点から熱が伝わってしまうという理由からだ。

今回の気付きで、自分を真ん中に戻してもらえた気がした。驕り高ぶるな。傲慢になるな。満足するな。人の喜びを自分の喜びと思って生きてきた本来の自分に戻るよう諭された気がした。

西東京の先生は「テルミーを自分で自分にかけるときは人にかけているような気持ちと圧で施術すること。反対に、他人にかけるときは自分の身体にかけていると思って施術すること。」とたびたび教えてくださる。これは、自分がいいと思ってる圧だと、ときに圧が強いことがあるから気をつけるようにというニュアンス。でも今回の体験で、他人を癒しあたため血流を促しながら、自分にかけているようにやることで自然と自分が癒された。基本テルミーをした後小さい火で首まわり、やや大きめの火で最後に腹部に優しく円をかく施術で締めくくった。そのとき、考えているようで考えていなかったけど、自然と胸腺で終わらず腹部で仕上げて終わろうと感じた。

人助けたら我が身助かる、
これを体現したようだった。

徒然なるままに、
記憶の記録。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?