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浜松エスケリータ68にて


連休初日04/29(祝金)に浜松のエスケリータ68にて、双葉双一のワンマンライブが開催された。ぼくはこの日、4曲ギターで参加した。

ぼくははじめてエスケリータを訪れた。佐鳴湖の近くの住宅街にある大通り沿いにエスケリータはあった。後藤さんという店主さんが明るい笑顔で迎え入れてくれた。
お店は店主さんの好きな雑貨やレコードなどが壁や天井に飾られていた。リハーサルを終えて店主の後藤さんと奥さんの“マダム”とお互いの自己紹介を兼ねて暫しおしゃべり。お店に飾られている諸々について聞いたら「隙間を埋めたくなっちゃうのよね」とマダムが言っていた。お店をはじめて今年で21年経つとのことで、初年のときから双葉双一を呼んでいるらしい。お店と双葉双一の長い歴史の話を聞いた。

ライブは19:00を少し過ぎたあたりからスタート。「初日にダイブ」からこの日のライブははじまり、「最初のお別れ」「ローラースケート日和」とどんどんとテンションを加速させていった。個人的に、静岡県で「ローラースケート日和」を聞けたことがうれしかった。笑いが生まれたかと思えば「瞬き分の夜」を歌い、じっくり聴かせる、かと思えば喋ればまた笑いが生まれて…という緩急が効いた非常にいいライブだった。「我が道を進め」で第一部が終了。
二部は「夜の底」「タワーホテル」と初期の名曲が続いたかと思えば、「われもの」という新曲が歌われた。割れるものがたくさん登場してくるおもしろい曲だった。最後は「リバイバル」で終了。アンコールを求める手拍子が続き、双葉双一が再登場。「今日はバンドセットがあります」と言ってぼくらがステージへ。
このままライブが終わっても誰も文句を言うことのない素晴らしいライブだったが故に、ステージへあがることに戸惑いと不安を感じつつもステージへ上がった。

「祭りD」「潮騒」「星が輝く夜に」「手に捧げる歌」の4曲を演奏した。

約20分程の演奏だったが、とても緊張した。あたたかいお客さんと店主さんの声を聞きながら励みにしつつ走り切ることができた。お客さんたちの顔を見る余裕がなかったというか、怖くてなんとなくお客さん頭上を見て演奏した。でも、楽しかった。

今回、浜松出身でもある高萩さんが参加できなかったのが心残りではあるけども、楽しいひとときだった。エスケリータが凄くいい空間だったので、また足を運びたい。

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