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アメリカクソかぶれ

この前書いたコンビーフを食べた。めちゃうまだった。今度西荻窪に行くときに寄ってみよう。

2週間くらい前にshipsで服を見ていたときに店員さんに声を掛けられて、ぼくが見ていたストライプのシャツの商品紹介をしてくれた。このお店を訪れる1時間くらい前に、以前書いたred kapのストライプのシャツを買ったばかりだったし、値段的にも買おうとは思わなかったけど、今後の参考にさせて頂こうと店員さんのお話しにふむふむと耳を傾けていた。「お客様のようなストリート系ファッションにも合いますね」と店員さんに言われた。ストリート系ファッション?!一度も意識したことがなかった。人から言われてはじめてじぶんがいつの間にかストリートファッションと呼ばれるような服装をしていることに気がついた。

オークランドアスレチックスのベースボールキャップ、白のBeefy T、EDWINのジーンズにコンバースという服装だった。ストリート系ファッションというものがどういうものかよくわかっていないけども、なんとなくのイメージでダボっとした服を身に纏っている様を想像してしまう。ファッションに敏感な方、精通している方からしたらいやいやあなたの言っていることはとんだ勘違いですよ、と笑われてしまうかもしれない。たぶんだけれども、そんな意味ではないのだろう。いろんな意味が含まれていることは確かだろうけども、そのなかにぼくのなんとなくのイメージのダボっとした服装というのもきっとこの言葉の中に含まれていることだろう、きっとそうだろう。
ググれば一発のような気がしなくもないけれども、ちょっとなんか怖いし、やめておこう。

約10年前、大学生の頃はフレッドペリーのポロシャツにドクターマーチンのチェリーレッドというのがぼくのなかの定番だった。どちらかといえばイギリス寄りだった。ただ最近は、コンバースを久しぶりに履いたり、ラルフローレンやred kapの半袖シャツを買ったり、マンハッタンポーテージのボディバッグを買ったりしていて、どうもアメリカ寄りなことに気がついた。そして、いまいちばん欲しくて狙っているものもmade in USAだ。アメリカクソかぶれになりつつある。
体型の変化がいちばん大きいのかもしれない。
趣味趣向はやっぱり変化していくものだから、それはそれで別にいいんだけれども、アメリカクソかぶれになっていることを、ふとうしろを振り返ってじぶんの足跡を遠く眺めてみると、それがアメリカになっていることがわかった。
いま聴いているレコードも先日購入した細野晴臣の『あめりか』だ。もうなんか恥ずかしくなってきたけれども、すべてを受け止めなくてはならない。じぶんでじぶんを肯定しなければならない、そうやってじぶんでじぶんを支えなければやっていけない。

明日はやっと金曜日だ。何事もなく終わってほしい。そして明日は束の間、天気は晴れのようだ。洗濯して、干して、気分良く週末に突入したい。

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