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【さすらい初心者のギリギリ休学日記】タイ後半編

こんにちは!先日タイから戻ってきました。日本に帰ってくると街が緑になっていて驚きました。ちなみに私が海外から戻ってくる食べたくなるものは納豆卵かけご飯とお寿司です。

今回は前回の続きとしてタイ滞在7日目からのハイライトを記していきたいと思います。

[7日目]
おいしい手料理を作ってくださったり一緒にテレビを見て笑いあったり、とにかく温かく私を迎えてくれた友人の祖父母と涙のお別れをし、友人の両親と妹と一緒にバンコクから西に約110Km離れたカンチャナブリ県に旅行に行きました。なんとそこではご厚意で私の分まで立派なホテルをとってくださっていました。ホテルにある水上パークでアヒルボートのようなものに乗ったり、ビュッフェ形式のタイ料理をいただいたりと幸せなひと時をおこがましくも一緒に過ごさせていただきました。
本当に後から考えると、よくもまあそんな図々しいことを!と自分でもびっくりするようなことを海外ではできてしまうから驚き。

[8日目]
この日は乗ってみたかったタイメン鉄道に連れて行ってもらいました。第二次世界大戦中、ビルマ戦線へ軍事物資を運ぶために日本軍が戦争捕虜に急ピッチで多くの犠牲を出しながら作らせた鉄道です。今では観光列車として運行されています。往復で4時間ほどの乗車でしたが、その途中には手で掘られたという列車ギリギリの岩壁や崖の上の木造のレールを走るポイントなどがあり見どころも満載でした。別名「死の鉄道」とも呼ばれる鉄道に日本人としてタイ人の家族と一緒に乗っていること、なかなか出来ない貴重な体験でした。
ただ、クーラーのない窓全開の列車に体感40℃以上の中4時間は本当に最後は熱中症になったかと思うくらい頭痛に見舞われました笑
もう少し涼しい季節に行くことをおすすめします。。
カンチャナブリを後にして、バンコクまで車で送り届けてもらいました。3日間(友達に関しては5日間)の感謝を込めて友達に手伝ってもらいタイ語で綴った手紙を最後に渡してお別れをしました。また次ぎあえるのはしばらく先になるかもしれないけれど、彼らのおかげでまたもっとタイを好きになりました。感謝の気持ちでいっぱいです。

[9日目]
この日は9日目にして初めて1人でバンコクを観光しました。2回目の予防接種を受けに初日と同じ病院へ行き、この旅の一つの大きな目的を達成しました。計5本の予防接種を日本円で1万5千円かからないくらいで受けられたため、やはり日本で受けるよりもだいぶ安く済ませることができました。そのあと日本人宿のオーナーさんに紹介していただいた中華街の奥にあるシク教の寺院を訪れ無料でふるまわれるカレーをいただきました。近くのゴールデンマウントという仏教寺院も見に行きスケールの大きさと黄金に圧倒されました。そのあとはバンコク現代アート美術館に行ったり、ずっと行きたかったカオマンガイ屋さんに行ったりなどバンコク市内をぐるっと一周する日本でいう山手線のようなものを一周半して観光を満喫しました。バンコクの電車にもだいぶ慣れ、変な緊張もなく充実した一日を過ごすことができました。

[10日目]
この日はタイのお正月であるソンクラーンの初日でした!タイで最も盛り上がるソンクラーン祭りに観光客も多く集まるカオサン通りで現地の友人と一緒に参加してきました。想像以上に人も多いし、みんな容赦なく水鉄砲だけではなくホースやバケツを使って水をかけてくるので、頭からつま先までびしょ濡れになりました。大麻を扱うお店などもちらほらありましたが、治安の悪さは全く感じず、大人も子どもも一緒になって楽しんでいるのが印象的でした。私も本当に楽しかったです。最後の夜はビールが有名なレストランや本当においしくてボリュームがすごいカフェに連れて行ってもらったりと、最後まで目いっぱい楽しませてもらいました。
翌日早朝の便で日本に帰国しました。


本当に充実・タイの人の温かさにどっぷりつからせていただいた10日間でした。いつかみんなが日本に来た時にはたくさんごちそうできるように、頑張って稼がねばという気持ちになりました。
こういう自分の生活のため、以外の働いてお金を稼ぐ理由も見つけて整理していける一年にしたいと思います。

また、街には日本の企業やレストランがあふれているのを見て、そしてタイでの生活を経験して、今の日本の便利さや生活の快適さがあるのは戦後の復興を支えた大企業と呼ばれる企業で働いていた人たち、それを家庭で働きながら支えていた人たちがいたからというのも一つの理由なのだと改めて気づかされました。
タイも5年前に比べて停電がなくなったり、バンコクではビルが増えたり、建設中のものもたくさんあったりと大きく変わっていました。友人も、数年後また来たらガラッと変わっていると思うよと言っていました。ただ、バンコクから3時間離れたナコンサワンでも、カンチャナブリでも、空気の悪さは常に感じられました。現在タイではコロナの影響だけではなく、PM2.5の脅威からマスクの着用や在宅ワークが推奨されています。

発展と環境への影響までを含めた豊かさ、これからのタイやアジアの国々の姿等々、考えていくためにそれらの国々の今をこの目で見に行きたいと思います。
同時に、ジャパン、ハポン、イープン。外から見た日本をたくさん感じて知れる、自分のアイデンティティを再認識する一年にしたいと思いました。

ここまで読んでくれてありがとうございました😊


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