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習慣を続けるコツが分かったので見てくれ

 こんにちは、はぐれです。

 続けていた習慣をサボってしまった時、やる気がガタ落ちするという覚えはないだろうか。俺もそうだ。

 俺は日に2本のnote投稿を心掛けていたが、一昨日の投稿は3本、昨日の投稿は1本であった。
 そんな代休みたいな制度は作ってないし、昨日は明確に寝てしまったのでただのサボりだ。こういうところでペースを乱すと、急激にやる気はなくなってしまう。

 だから今日、モチベーションはかなり下降気味だった。実際「昨日1本だったんだから今日はもう、いいだろ」と言って一度寝てしまった。

 このペースの乱れから来る断念によって、今まで俺がどれほどの勉強の機会、あるいは小説のアイデアを潰してきたのか、もはや知れない。

 しかし今日、俺はこの日記で2本目の投稿をする。(偉い)

 一体、俺に何が起きたのか。
 まず、自分のモチベーションが低下した原因について、改めて深掘りしてみたのだ。
 今日のような『ペース乱れ』に陥ると、どうやら俺の中では以下のような思念が生じていることが分かった。

 即ち「昨日の俺がサボっていたのに、今日の俺がサボれないというのは道理が通らない」という思念である。

 何という自己連続性に欠ける刹那的な生き物なのかと俺は困惑したが、直ちに責任者の人格を召喚、
「じゃあお詫びに1000円あげるから、Amazonで好きな買い物をしなさい」と、ふてくされた自分に言った。

 この程度の子ども騙しで、なにか変わるのか?
 変わった。すべて上手くいった。

 ベッドでうつ伏せていた俺は、我先にと起き上がり、Amazonの欲しい物リストを漁り始める。それらを買うのに1000円は足りないので、次はDLsiteへ。
 次第にウィンドウショッピングに熱が籠っていき、結局、俺は一銭も使うことなくnoteを開いていた。

 「革命だ……」と俺は思った。

 明らかに『俺』という機械部品を扱う産業に、革命が起きていた。

 なあおい、世の中の理性ある人々は、常にこういう技術を使っていたのか?

 だとしたら何故、それを先に言わない。俺のような人間が、とんでもない遠回りをしてしまうではないか。
 だから俺は、一人でも多くの『ペース乱れ』被害者の為、ここに一つの解を記しておくことにした。

 やる気のない自分には、1000円をあげればいい。

 以上。

 もしまたダメになったら、その時もここに書くことにする。
 場合によるが、俺はダメな人間の味方だ。

(終)

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