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「結果だけでなく、相手の幸せを追求したい」コーチングスクール体験談 Vol.2 まゆ

岩永茉優
はぐくむコーチングスクールBasic 5期、Step up1期参加。
映画や公園に行くことは楽しみの一つ。人と話すこと、ゆっくりと自分の時間を過ごすことも好き。

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はぐくむコーチングスクールで学ぶ人へのインタビューを通して、はぐくむコーチングスクールの魅力に迫る企画第二弾。今回は、「結果だけではなく相手の人生を前に進める本質的な関わりがしたい」という強い想いからコーチングを学ぶことを決意したまゆにお話を伺いました!スキル面での学び以上に、自身の内面の変化が、コーチとしての在り方に大きなインパクトを与えたといいます。「自分には無理」という恐れに向き合い、さらなる変容を遂げているまゆのストーリーを、ぜひ味わってお食べください。

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「自分」にコーチングは無理。

ーーコーチングスクールに通おうと思ったきっかけは?

ずっと「人」と「コミュニケーション」と「場」に興味があった一方で、そのために何を学んだらいいのか全然わからなかった。そんな中で、コーチングという手段を知って、「これを学んだら興味がある分野に一歩近付けるかも」って思ったのがきっかけ。

コーチングを知ったきっかけは、大学3年生で武者修行プログラムに参加したときにファシリテーターをしていたぐっちさんの存在。面談で話を聴いてもらったときに「この人すごいなあ」って思った。そこで、人の話を引き出すコーチングというものがあるって知った。そこからコーチングに興味を持ったけど、「コーチングはすごいもの」「すごい人だけが体得できる」と思ってたし、高額なお金がかかるから自分には無理だと思ってた

その後大学卒業まで携わった武者修行インターンと、就活支援団体エンカレッジの運営をする中で、「もっとみんなに寄り添えたら、数値の成果も、みんなの人生もより良くできたはず」と自分のふがいなさを感じた。そんなときに、はぐくむのコーチングスクールの存在を思い出したんだよね。社会人になるタイミングだったから不安だったけど、その1年間が後押しになって「行きたいし・・・もう、行くわ!」って決めた。大体悩むときって、「行きたい」ってわかってるけどいろいろ理由つけて「どうしようかな」って悩みがちじゃん。でも、自分行きたいやん・・・もう行くしかないじゃん!ボタン押すの遅っ(自分でツッコミ)。申し込みフォームのボタンを押した。

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結果だけではなく、相手の幸せを追求したい

ーーはぐくむのコーチングを選んだ理由は?

コーチングスクール体験会で覚えてるのは、「まずは傾聴する」ことと「願いは相手の中にある」という言葉。「あなたの中にすべてあるからこそ、それを引き出して輝かせたいし、自分自身がそれに気付いてほしい」っていうスタンスが素敵だと思った。はぐくむの理念である「誰もが生きる喜びを感じられる世界へ」からも、ただ目標達成するためのスキルとしてのコーチングではないと分かっていたから、誰かの利益とか数値のためだけでなく、相手の人生を想って向き合っていきたい自分の想いと一致するなと。

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「寄り添う」ことの難しさ

ーー実際に学ぶ中でどんな気づきや変化があった?

大きくはふたつ。ひとつは、「答えは相手の中にある」と信じて向き合う難しさを実感したこと。「初対面の人の未来を信じ、心から願える」そんなあり方を正直わたしはまだまだ知らない。煩悩の塊ばっかりだし、全然集中できてないときもある。本気で相手の気持ちにフォーカスしないと何も生まれないと思っているからこそ、本当の意味で「寄り添う」って何なのかを探求していきたい。仮説としては、ファシリテーターのたけさんの言葉にあった、「常に気持ちを傾聴すること」と、「その瞬間も含めた相手の人生の大きな流れを感じること」が大切だと思う。そうして寄り添った先に、自分の痛みやしがらみを「あっていいんだよ」と自分自身で受け止められるようになるような関わりがしたい。その上で自分自身が幸せになるための選択をして、行動していってほしいと思ってる。

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「信じること」が、今の自分に必要なことだった

もうひとつの気づきとしては、相手に向き合うことで自分自身が問われること。コーチ自身が本気で自分に向き合って常にあり方を磨いていないと、心の底から相手に言葉を投げかけることはできない。自分の口から出た言葉ってすごい威力があるよね。本当に思ってないと力強く出てこないし、「あなたはできてるの?」って自分に返ってくる。だからこそ、自分に対しても相手に対しても信じることが、わたし自身の大きなテーマだと再認識できた。「願いは相手の中にあり、自分は相手を目標達成に導く力がある」ー相手を信じることを通して、自分を信じたいという願いに気づいた。クライアントは自分の鏡だと思う。


ーー先日のクラス最終回では、まゆの発表の中での「自信を持てない舞台からは『逃げてきた』これまでと違い、さらけ出してみる」「相手に願っていた幸せは、本当は自分自身に強く願っていた」という言葉が印象的だった。「自分には無理」という諦めの奥にあった、「自分の可能性を信じたい」という願いに向き合うことを決めたまゆの意志を感じたよ。

あのスピーチの後、たけさんに「もっと泥にまみれたらいいんじゃない?」というコメントを貰った。それまで「きれいに生きている」という自覚の一方でどうしたらいいのかわからないでいたけど、自分の「脆さを出していく」ことが人に動きを与えるのかもしれないと思えた。

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「『わたしの地球』と繋がり、泥まみれで生きる。」生まれた自分への願い

ー最後に、まゆ自身がこれからこういう風に生きていきたいという宣言を聴かせてください。

本当の自分、命と繋がって生きたい。そしてそれを自分に願うからこそ、周りにも願ってる。そのために、「自分のことも人のことも信じる」「本当の意味の繋がりを感じて手放さない」そして「『わたしの地球』を感じ、大事にして生きる」という3つのことを大切にしたいと思ってる。

1つ目と2つ目の「信じる」と「繋がる」は似てる。これまで人には「大丈夫だよ」って言えても、「自分だけは無理」「自分だけは幸せになれない」と思って生きてきた。コーチングなどの関わり合いを通して自分を認められるようになったからこそ、もっと自分のことを大事にしたいという想いが「信じる」ということだと思う。繋がりについては、もともと人や組織に興味を持ったきっかけだった小学校でいじめられた経験から、「人は信用できない」「誰とも繋がれない」という想いがあった。今は、「そんなことないよね。繋がれるよ」って少しずつ言えるようになってきた。「信じる」と「繋がる」は心から願ってるからこそ、実現しないことが怖くて手放す回避行動だった。そこに向き合い続けたい。

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3つ目は、コーチングをしてもらっているときに受けた「『わたしの地球』の祈りは何だろう?」という問いからきてる。そこで出てきたのが「自分もみんなも豊かに命を輝かせていること」だった。砂漠化したカサカサした状態ではなく、美しくみずみずしい、自分の原点としての地球を心の中に感じながら生きたい。自分が大切にしたいことー命と繋がって生きることーに立ち返るための象徴が「わたしの地球」なんだよね。

そうやって自分の命と繋がって生きる中で、自分の心に蓋をしないで、心の声を大事にして、「ありのままでいいんだよ」と自分自身に言ってあげたい。そういう風に生きる人は、軽やかで美しくて潤ってる、綺麗な水みたいな存在に感じる。たけさんに言われた「泥まみれで生きる」ことは一見矛盾しているようにも思えたけど、「自分の命と繋がって、エネルギーを躍動させる」というところで繋がってる。自分もそうなりたいし、そういう風に生きられたら、みんなも幸せなんじゃないかなと思う。自分にも相手にも願っていきたいね。

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