児童養護施設で子どもたちと楽しいひとときを(10月)
10月23日(日)、当法人の企画により、児童養護施設の近所にある農園で「梨狩り」をしました。当日は、16人の子どもたちを職員5人と当法人からのボランティア7人が伴って、歩いて農園に向かいました。お天気にも恵まれ、汗ばみながら到着した梨園は、樹形が低く整えられ木漏れ日にキラキラとしていました。
まず、収穫をするのにハサミを使わず、梨を下から支えて持ち上げるだけでポロッと採れることに驚きました!そして袋がけの梨を袋から出してみて、その大きさにもう一度、ビックリでした!収穫した梨の大きさを比べ合って、あちらこちらで歓声が上がりました。
大人も含め、初めて体験する「梨狩り」にワクワクした時間を過ごし、梨を一個ずつ大切に持ち帰りました。(当法人からのお願いを快く受け入れてくださいました農園の方に、心より御礼申し上げます。)
また、10月から施設と当法人の協働活動として、交流が不調となり親子で外出する機会を失っている子どもとの「お出かけ」サポートを始めました。
施設では職員数や時間の制限などの理由で、特に休日のケア体制が手薄となり、子どもたちの個々の希望に応えて、職員が一緒に外出することが難しい状況にあります。このため、当法人のボランティア2人が一組となって、子どもの希望を少しでも叶えられるよう、「お出かけ」をサポートしました。
今月は、小学1年生の女の子と水族館、3年生の男の子と国立科学博物館へ「お出かけ」をしました。
買い物の時間も確保したので、お小遣いの範囲で迷ったり、悩んだりしながら楽しんでいました。
なお、事前に食べ物のアレルギー・好き嫌いやお気に入りのキャラクター、行動特性など、それぞれの子どもに関するいろいろな情報を共有することにより、事故無く、楽しい「お出かけ」となるよう心掛けました。