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スティーブン・セガール主演の映画の脚本なんてオレでも書ける。

相方募集中の人力舎のピン芸人土屋です!
土屋の好きな映画について書きました。
激尖りタイトルですがそのままの事を書きます!

小学生の頃、土屋少年にとって映画が1番の娯楽だった。
わかりやすいアクション映画が特に好きで、「ハムナプトラ」、「ターミネーター2」、「ラッシュアワー」はもう一生見なくてもいいってくらい観た。

もちろん考えさせられる映画も好きだったが、土屋が映画に求めるのは派手なアクションとカーチェイスと大爆破だ。
この全てが当てはまる土屋が愛して止まない映画が「ワイルドスピードシリーズ」だ。

「ワイルドスピード」については後に詳しく別の機会で、、、と思ったが長々書ける気がしない。

車で追いかけて、逃げて、敵殴って、爆破してコロナビール飲みながらファミリーに乾杯。
これだけ。

もう敵も味方もハゲでマッチョだから正直見づらいし、サーバーをハッキングして世界中の車を全て操れる敵もいてもうメチャクチャだ。

でも最高なのだ。だからもう何やってもいい。前作のワイルドスピード・スーパーコンボなんて車があんまり出てこないし、
今年公開予定のワイルドスピード・ジェットブレイクでは3作目で完全に死んだ味方が生き返ってるらしい。

ちなみに個人的に1番好きなのが5作目、ワイルドスピード・MEGA MAXだ。

スーパーコンボにジェットブレイク、MEGA MAX、、、タイトル決める会議に大人がいなかったのかな。


あれ?ワイルドスピードで意外と長々書ける。
やっぱり別の機会に書こう。


でもまぁワイルドスピードシリーズは単純明快かつ面白いからいいのだが単純明快でなおかつ面白くない映画がある。


それがスティーブン・セガールの映画だ。


沈黙シリーズと言えば1度は耳にした事があると思う。

スティーブン・セガールの映画は、格闘術のスペシャリストを演じるセガールが悪いヤツを倒すという内容。
マジで全部これ。2時間あっても内容はコレだけ。あとは主人公の職業と敵の居場所が違うってだけ。

水戸黄門やごくせんなんて比じゃないくらい毎回同じ展開だ。
セガールは絶対負けないどころか傷ひとつなく、全く苦戦しないまま涼しい顔で敵を壊滅させる。
ハラハラドキドキせずに安心して見れる。

もうわかっていると思うがこんなもん何作も見れたもんじゃない。

沈黙シリーズだけでも現在46作。
その他のセガール映画(DENGEKI 電撃、奪還 DAKKANなど)を入れたらそれ以上ある。

散々言ったが土屋はセガールの映画は大好きだ。沈黙シリーズやセガール主演の映画にだって面白い作品もある。
でもつまらない作品が多すぎて埋もれてしまっているのだ。

そして高校生の時土屋少年はふと思った。
沈黙シリーズの脚本なら俺でも書ける。

土屋少年、早速授業中に構想の段階に入った。

5分でできた。


「沈黙の天守閣」
戦国時代、農民として暮らしていたセガールがある日敵に襲われそうになっていた織田信長の命を救う。
格闘術のセンスを見抜かれたセガールは信長の元で戦いに巻き込まれる。
戦いの中で豊臣秀吉とは友情が芽生え親友に。
ある日明智光秀の裏切りによって信長が死亡。キレたセガールが拳ひとつで光秀の元に乗り込み勝利。
全ての手柄を親友秀吉に譲り、「俺は農民の方が居心地がいいのさ」と言い残し姿を消す。
これが歴史の真実だった、、、完。


コレが高校生の時土屋が考えた沈黙。
俺が考えた中でもかなり特殊な設定。時代劇要素を入れて俺なりに沈黙シリーズにテコ入れしたかったのか?それともラストサムライ見た直後かな?

当時クラスメイトにセガール好きがもう1人いたのでそいつと授業中にお互いの考えた沈黙シリーズを発表し合っていた。

「沈黙の天守閣」をつまらなそうって思ったそこのあなた。セガールのハズレ作はこんなもんじゃないんだなぁ。

「沈黙のテロリスト」と「斬撃-ZANGEKI-」はつまらなさじゃピカイチなので是非観てほしい。

いつか爆売れして沈黙シリーズの脚本を書くのが夢だったがセガールももうおじいちゃんなので格闘術のスペシャリストを演じるキレはもうない。

土屋は新たな駄作製造アクションスターの誕生を期待しています。

それまで脚本家土屋は沈黙。


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