【大宮】有名ド渋居酒屋いづみや

2日続けて「夫夕飯いらんデー」(←あまり飲みに行かない夫なので、珍しい。)だったので、わたしも2日続けて飲みに行ったろーと思い、いづみやへ(今回が2回目)。昭和22年創業の有名居酒屋で、吉田類も来たことがあるというお店。

▲大宮駅を出てすぐ目の前にあります。

右が「いづみや本店」左が「第二支店」とうたってるけど、実は中でつながっている、大宮七不思議の一つと言われている・・・(←誰も言ってない)

いい感じにヴィンテージ感出たのれんをくぐって、金曜の夜で超満員の店内に。背広を着たホンモノのおじさまたちがごきげんパラダイスである。しばらく待ったら店員のおばちゃんが「相席なら空いてるけどいい?」と聞いてきて「いい、いい(OKサイン)」と言ったら「ほんとに!?」と驚かれる。ここは老舗だけにけっこう女性一人飲みは珍しいらしく、席に案内される途中でもおっちゃん連中に「エエ〜(←エとイの中間ぐらい)女性!?相席!?」などと珍しがられ声を掛けられる始末である。ありがとう、珍しがってくれて。

さて、渋い居酒屋はまあまあ好きな方なので、以前OLをしていた時によく行っていたのは上野の大統領なのだが、実は煮込みが好きでない。大統領もこのいづみやも煮込みが名物だ。そしていづみやのベテランおばちゃんは「煮込み、いるでしょ?」と聞いてくるので、そこに先制を打つのが本日のミッション。おばちゃんが来たので、「梅だいこん、小ナマ」とすかさず注文し、煮込みを逃れる。またひとつ大人の階段を登った気がした。ちなみにここのおばちゃんはいつも5、6人いるのだが、泉ピン子の幸楽的な制服を着ていて、そこも昭和ポイント。

いづみやのみどころは、煙で燻された茶色い壁と壁に貼られたメニューの紙だと思っているのだが、いつも混みすぎていて写真が撮れない。なのでこの先制梅だいこんと小ナマ。

年季の入った壁のメニューを眺めながらちびちびやっていたら、向かいの席に一人のおっちゃんが案内されてやってきた。しばらくして、おなじタイミングで注文した肉豆腐が来たので、「これ、うまいですよね」などと、よもやばなし。一人で飲みに行くと、こうやって知らない人とその場限りの話ができるというのが楽しい。

夕飯がてらの入店だったので、お腹いっぱいになったところで帰ることに。この日は梅だいこん、つくね、肉豆腐、めざし、小ナマ一杯で合計¥1600。やっぱり一人飲みは楽しい。

【いづみや】

http://tabelog.com/saitama/A1101/A110101/11001531/

-おわり-