JALスカイミュージアムに行ってきました!
こんばんは。
巷で噂のJALスカイミュージアムに行ってきました。
以前、テレビでも特集が組まれているのを見てて行きたいと思っていたのです。
今回体験したのは、スカイミュージアム見学と、機内食の体験、格納庫見学ができるツアーです。
入口でパスを貰い、ゲートを通り、エレベーターで指定の階に行くと、目の前にスカイミュージアムがあります!これ、テレビで見たやつだー!と目がキラキラしちゃいますね。
しばらくはミュージアム内を自由に見られて、各セクションの動画や資料を見られる説明だとか、歴代の客室乗務員さんの制服や飛行機の模型、資料の数々、皇室の皆様やスターなどの来賓などが使用した特別便の資料(ここのみ撮影不可)などが見られます。※撮影についてちゃんと説明があります
ラウンジは次の段階以降入れないそうなので、最初に行った方がいいかもしれません。
モックアップはちいさなお客様の人気が絶大で、入れ代わり立ち代わり、常に人がいるかんじでしたので、大人は隙を見てちょっとだけ体験しました。
古い機体の模型なので機器が多いし、席がそんなに快適そうではなかったなぁと思いました。
でも、横の窓からの視認性は良さそうです。
あと、モックアップの横では制服を着て撮影する場所があって、機長さん、客室乗務員、グランドスタッフ(女性のみ)が選択肢できます。子供はもちろん、大人もです!
夫が機長なので私は客室乗務員さんに。パッと見てジャストサイズを着せてくれました。
機長さんは女性もいらっしゃるので、選択できるようになってて、ネクタイとスカーフが選べました。
生地はしっかりとした制服と同じかんじで、後ろのマジックテープで留める形の衣装で、一瞬で早着替えできます!(笑)
その後はお待ちかね?ちょうどよくお腹が空いたので、機内食のできるまでの説明から、食堂で機内食を体験できます。
この日のメニューは洋食で、中距離路線のエコノミークラスで出されているメニューです。
飲み物は、コンソメスープとSKYTIME(ぶどうと桃の味)がフリードリンクで提供され、自分で取りに行くスタイルでした。
メインは鶏肉とキヌアのチリコンカンとバーリーライス。(あとで調べたけどバーリーライスとはオーストラリアで開発されたスーパー大麦で、ミネラルや食物繊維の含有量が多いものだとか。)
個人的には、サイドメニューのフムスと彩り野菜デュカスパイスに感動しました。「デュカ」っていうブレンドスパイスが、ハーブやスパイスなどの調味料好きには注目のものなんです。(※エジプトとかアラブの中東の文化圏で使われるスパイス)
なんていうか、目新しくしすぎてもダメで、ちょっと知られてきているものを取り入れるタイミングと知識がすごい。
以前、どこかで食べたデュカのナッツがザクザクしたのが忘れられず調べたレシピがこちら。
エビの乗った小海老とじゃがいものヨーグルトサラダも、酸味は少なくディルの風味とタルタルみたいな歯ごたえのじゃがいもが美味しかったです。
厚揚げみぞれ餡しば漬け添えも味の強弱がついてちょうどいいです。
各テーブル、新しい機内食に慣れない場所で楽しく喜んで食事をされていました。
機内と違って食堂のテーブルで食べるから、開けた蓋は外側に置けるのに、重ねて小さくしてしまう変な飛行機慣れの仕方を自覚しました。(新幹線でもベルト探すヒト)
食堂は一般の社員さんも使用される場所なので、他の場所には立ち入りはあまりせずにお食事のみです。
掲示物はなんだか普通の会社っぽくて(そりゃそうですよ)親近感が湧きます。
お食事のあとはミュージアムショップでお買い物したり、見学の続きもできます。その後は格納庫見学なのでここでお手洗いを済ませるように説明を受けます。割とそのへんの案内はしっかりされるので、みんな安心して参加できる作りになっています。
私は手術をして半年程でまあまあ歩けるのですが、格納庫では階段の昇り降りが都度あるため、最初に案内の係員さんから確認を受けました。
まあ行けるよね、と最近つけた自信でなんとなく断ってしまいましたが、再度、案内はやはりエレベーターを使いましょう、と提案してくれましたので、お言葉に甘えてお願いしました。
格納庫の見学は、作業員さんもいる場所なので、事前の説明と、ヘルメットの貸出があります。
目印になるように大人は赤いヘルメットを、子供は黄色のヘルメットを貸してくれます。いずれもロゴ付!かわいい。お土産には白のロゴ入りヘルメットがありました。
階の移動はエレベーターでするのですが、メンテナンスの作業員さんの出入りがある場所を通るため、照明は見せる場所とは違うし、シャワーがあるのか、この先は人が通るから着衣すること!とかの注意書き、健康のために階段の使用を促している掲示物だとかがあって、雰囲気が違います。出入り口ごとに手洗い場があって、爪ブラシもあり、少しだけ作業をされる人の日常を垣間見るような、ちょっと他の人とは違う体験ができました。役得ですね。
入口を通ると、視界に広がる格納庫の風景!
とても高い天井と、整備用の足場など色々な建造物があって圧倒されます。
入口から進んで行くと見学用に広い場所があって、そこで説明と撮影タイムが。
入った時は作業員さんたちが作業前に準備運動をしていました。グループごとのシフトなのかな。
手前の格納庫は、日常の整備をする場所らしいです。点検には帰ってきたら行う点検のほかに、運航した合計時間ごとに車検のように定期的に行う点検が3つ、全部で4種類の点検があるそうです。
この奥にもっと大きい格納庫があって、そちらは大型機や、オーバーホールみたいな全部点検をしたり、増設工事をするような格納庫だそうで、こちらにも入ることができました。
お天気の都合で水たまりができたり、水だと思ったらオイルだったりと、ちょっと足元が悪い場所もあるとの説明でした。
すごく広くて、作業員さんの移動は自転車!しかも怪我などすることがないよう、すべて三輪でした。
ちょうどJ-AIRの機体(エンブラエル、170)がオーバーホールとWi-Fi機器の取り付け作業に来ている状況でした。(ブラジルの会社の機体で、順次Wi-Fi機器を取り付けしているとのことです)
日によっては一機もいなかったり満杯だったり違うようです。
こちらの格納庫は滑走路がよく見えるそうで、下に降りて飛行機の出入り口側付近へ行きました。(出るのはダメです)
引き戸になっていて、扉は12枚、一つが4トンほどあるんだったかな。この扉が動くときは警告音とランプでお知らせするそうです。
こちらの大きな格納庫の片隅には、初のジェット機としてビートルズが乗ったとか色々なニュースになった機体(同型?)の一部が展示されていて、中は別のツアーでなら公開しているのだとか。今回のツアーでは外側なら見せてくれるみたいです。(私の脚の都合もあって省略だったかな)
帰りはエンブラエル機の後ろを通り、オーバーホールの様子を見ながら元の場所へ向かいます。
名残惜しいなぁって思ってしまいますね。
格納庫を出て、すぐにエレベーターで一階へ。
受付をしたゲートで終了です。入口でもらったパスはお土産に持ち帰りが可能です。
ボリューム満点でしたが、いくら時間があっても足りないくらい見どころがあって、楽しく過ごせました。
このあとはずっと、楽しかったーと何回も夫に話してました。いや、これは大人もハマるの納得です。また機会があったらぜひ参加したいです。
では、また。
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