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台湾旅行2018 #3 旅行記(前編)

台北へ

2018年9月。連休を利用して台湾旅行に行ってきました。

土曜日は午前中だけ会社に出て、お昼から出発。仙台空港を初めて利用するので念のため駐車場も予約していたのだが、なんと14時に入庫とするところを間違えて2時と予約してしまっていたことを、無情にも自動キャンセルを伝えるメールで知る。おそるおそる空港に行って見ると、一番近い駐車場に普通に停められた。航空会社はLCCのピーチ。16時55分発。

現地時間の20時半頃、台湾の桃園空港に着いた。入国審査に長蛇の列ができて想定外に時間がかかる。地下鉄で悠遊カードを購入。お金をチャージしておけば電車もバスもコンビニの支払いもできるというもの。台北駅で乗り換えて、ホテルの最寄り駅、大安駅へ。駅から10分ほど歩いてホテルへ。奥さんが選んで予約を取ってくれたのはホテルエクラットというなかなか良いホテル。アート作品などがいろいろ置いてあるオシャレなところでした。荷物を置いて、夕食へ。すっかり遅くなってしまった。

飛行機の中でガイドブック読んで目を付けていたお店に行く。台南意麺。臨江街夜市やってるところにある。

麺や魯肉飯などを注文。小サイズで注文できるのが良いね。そしてこれが、大変おいしかった。台湾で食べた最初のものだったからか非常に感動しました。結局その後台湾で食べたどれよりもおいしかったかもしれない。

そのあと夜市をぶらぶら。黒糖タピオカティー飲んだ。ソーセージにパクチーのせたのを食べた。たかちゃんは芋を丸く揚げたようなものが気になった。一応、「何個ですか?」と聞いてみると店員さんは「25」としか答えない。25は25元でしょ、25個もあるわけないでしょ、と、うまく会話が成立せずモタモタしていて、後ろ人がいたので先に買ってもらったら、10個くらい残っていたものを袋に入れて渡していた。それが最後だったらしく、目の前で売り切れに。

ホテルに帰る。ホテルの部屋にスマホが一台置いてあって、自由に持ち出して使っていいらしい。荷物になると思って僕はケータイを日本に置いて来た。

朝の散歩

2日目の朝。旅先では、朝練代わりに一人で散歩するのが趣味みたいなものです。思ったよりも早く目が覚めてしまったけど、外に出てみる。レンタサイクル借りたいと思ったけど、まずは歩いていくか。小一時間ほど歩いて鼎元豆漿へ。

何を注文すれば良いのかよく分からなかったので、一番基本の豆乳と揚げたパンみたいなものを指差して頼む。味はまあ普通。いや、普通に美味しかったです。普段から無調整豆乳を飲んでいるので、なんかいつもと同じものを食っている感じ。

帰りも歩くのはさすがにかったるいので、なんとか自転車を借りてみる。台北市内にはYou Bikeというレンタサイクルがある。市内に400箇所もスタンドがあって、どこからでも借りてどこでも返せるシステム。昨晩も地元の人が使っているのを何度も見たので、たぶんこれは使えるやつなんだろなと思ったのだ。

無人の操作機を見ながら、クレジットカード番号を入力するとなんとかいけそう。どの自転車を借りるか選べるのだが、一応事前にパンクしてないかとか見ておいたほうがいいだろう。指示にしたがって操作していくと自転車のロックが外れた。

サドルの高さを合わせて、漕ぎ出してみると、「あ、自転車はやっぱり良い」と思った。自転車に乗るだけでこんなにも自由を感じる。せっかくなので、来た道を戻るのでなく遠回りして帰ることにした。朝日が大変眩しかった。ホテルのそばにもスタンドがあるので、そこに返却。大変楽しい早朝散歩でした。シャワー浴びてさっぱりして無料ドリンクのポカリなどを飲む。

そろそろたかちゃんも起き出して、これからが本当の2日目の始まり。

2日目

まずは朝食を(僕は2度目の)ということで、小籠包の有名店、鼎泰豊へ。MRT東門駅。ほぼ開店したばかりの時間に行ったのだけど、さっそく店の前には人だかりの山。人多すぎ。唖然としながら整理券と注文票をもらい、だいたい一時間くらい待ちそうなので、近所をぷらぷらして時間を潰す。葱餅を焼いているお店があったので、一つ注文。チリソースみたいなのを付けて食べておいしかった。

そろそろ番号を呼ばれる頃かと鼎泰豊に戻って、注文票を書くためにペンを借りに行ったら席に通してくれた。整理券番号も適当なのでは。具の違う小籠包をいろいろ食べましたが、普通の豚肉の小籠包が一番でした。とはいえですね、そこまでの感動はなかったかも。小籠包といえば、美味しんぼで見たように火傷しそうに熱いスープがタプタプ入っているのかと思っていたけど、それほど熱くなかったし。

そして今日の旅は関渡宮へ。MRT淡水線でちょっと郊外に行ったところにある古い寺院である。最寄りの関渡駅からバスで行こうかと思ったけどどのバスに乗ればいいのか。地元の人も一緒に見てくれたものの、結局よく分からなかったようで、「タクシーか歩いていくといい」と言うので、徒歩で15分ほど。関渡宮に着くやいなや、おばちゃんが神様にお供えするお花を売りにくる。咄嗟に断ってしまいましたが、しかしここまで来てお供えのための数百円のお金をケチケチするなんて、お願い事も聞いてもらえないのではと思い、またおばさんのところに戻ってお花を買った。

しかし台湾の人は信心深い。人々がみな敬虔な祈りを捧げている様には、こちらも厳粛な気持ちになりました。つられて僕も祈りを捧げる。だけどこれは後から知ったのですが、願い事をする前には名前と住所を言ってから祈らなくてはならないそうです。

帰りはちょうどバス停があったのでバスにて駅まで。再びMRTで台北の中心地に戻る。中山駅で下車。腹ごしらえで牛肉麺を。老董牛肉麺店。

この後は、九份ツアーに参加予定だったのですが、ちょっと疲れてしまったので一旦ホテルに戻ることに。少しだけでも横になって回復を促した。

そしてその九份ですが、むちゃくちゃ人がいて、前にも後にも進めない有様でした。それでも千と千尋の湯婆婆の館のモデルになった阿妹茶樓に行ってお茶。お店に入るとすぐに土砂降りの雨が降りだした(九份では年間3分の2が雨だとか)。集合時間はすぐに迫ってきて、バスに舞い戻る。この時点でずぶ濡れ。靴もぐっしょり。

ツアーは十分に行って天燈上げ。この雨の中でできるのかと思ったけど、そんなの関係ないらしく、雨にざぶざぶ打たれながら、願い事を書いた天燈は空に上がっていきました。

帰りは士林夜市か台北駅で解散ということで、疲れと雨でぐっしょりだったので、台北駅からタクシーでホテルに直行。だいぶ疲れました。

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