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行って来ました!『萩焼と7人の詩人』〜トーク編〜✨次回✨第2弾は12月2日開催😆👌

こんにちは!
萩市ローカルエディターの三枝です。
2023年11月4日(土)、萩焼窯元「牧野窯」で
『萩焼と7人の詩人』〜トーク編〜がありましたので、行って来ました❣️
本日は次回の予告も兼ねて、そのレポートをさせて頂きマス🤗🎶

萩では今、11月3日から12月3日までの1か月間、まちじゅうにある文化財施設などで一斉に作品展が行われる「はぎアート回遊ウィーク」を開催中‼︎

2020年にオープンした萩焼・牧野窯ギャラリーでは、「はぎアート回遊ウィーク」の一環として、11月4日と12月2日の2回にわたって『萩焼と7人の詩人』というイベントを開催しています。

ン? 萩焼と詩?

土から作る萩焼、そして言葉で綴る詩・・・
素材も違えば、出来上がるものも違う二つのアート。

一見意外な組み合わせにも見えますが、
よく考えてみればアートを生み出すのに欠かせない、大事なものがある。

それは、自分の中に燃え盛る情熱。

これがなければアートは生まれないし、
見る人がいなければその価値も伝わらない。

萩焼作家であっても、詩人であっても、それを熱く支える人も、
「情熱家」という共通点を持っているのかもしれません。

萩焼作家と詩人、それを表現する空間と観客。
いやいや、全然アリかも。アリでしょう!!

さぁ、そんな情熱家たちの祭典、いったいどんなカンジになるんでしょうか!😆✨ワクワクしながら、萩市街地から10分ほど車を走らせて萩市三見(さんみ)にある牧野窯へと向かいました。

牧野夫妻が古民家を自分たちで改装して作った、牧野窯ギャラリーが会場

ギャラリーに入ると、顔の広い牧野将典・泉さんご夫妻のお知り合いはもちろん、ご近所の方たちも集まって、既にとても和やかな雰囲気。

たくさんの椅子と萩焼が並び、互いの体温を感じられるホットな距離感でイベントがスタートすると、今回の『萩焼と7人の詩人』を企画・プロデュースされた詩人・桑原滝弥さんが、巧みなトークで来場者を引き込んでいきます。

正面奥、一番左が桑原滝弥さん。声に張りがあって、とても面白い方です。

以前、こちらの「さんちゃん通信」でもご紹介した通り、牧野夫妻は東京から萩へ移住して来られたのですが、実は桑原さんも、2020年に山口市へやって来た移住者。
当時3歳の息子さんが突然、「パパ、運命を信じろよ!」と放った一言に突き動かされ、住み慣れた東京を離れてまったく知らない山口県へ移住されたのだとか!

たまたまですが、私も桑原さんと同じ2020年の移住組。その年の春までは山口県へ移住とか想像もしていなかったのに、ネットを通じて萩市の方と出会ったのをきっかけに、秋にはお引っ越し。移住したその日が初来萩という変人です。
2020年、桑原さんと私の頭上に一体、何が降りてきたというんでしょうかっ!!(天のせいにするなー!🤣💦)
運命かぁ。。萩へ来て、不思議とそういう方に巡り会えたというのは、いつもと違う行動をすることには何か、特別な意味があるのかもしれません。

さてさて、そんな運命の移住者・桑原さんですが、この日は進行役を務めながら、出演者として自身のトークも華麗に繰り広げつつ、牧野さんご夫妻に様々な話題を振っていきます。

例えば、作品づくりにはどんなことがヒントになるのか。
面白かったのは、作品ってインスピレーションで作るのかなぁとお互いに想像していたところ❗️🤣✨
聞いてみたら、どちらも「計画性が大事」と考えていて、蓋を開ければやっぱり同じ答えを持っていました。

アートって、どうやって出来たのか外側からは見えないもの。だからついフワッと想像してしまいがちなんですが、仕事として取り組むからには「なんとなく」とか「自然に」とかはありえなくて、「真剣に」向き合っているからこそ、洗練されたものが生み出されていくのだなぁと改めて感じました。

以前「さんちゃん通信」でインタビューした時にも、そんなことをおっしゃっていた牧野さん。

また、お話の中では、お互いのパートナーとの関係性についても触れられました。

一番奥、右側から牧野将典さん・泉さんご夫妻

牧野窯さんは、夫婦二人三脚で営む萩焼の窯元。夫・将典さんが作った作品のいいところを、妻の泉さんがお客様にわかりやすく丁寧に伝えています。
ご夫婦のトークを聞いていると、いつも友達のように仲良しに見えるけど、仕事に関しては、程よい緊張感を持って接しているのだとわかりました。

一つのことを自分で最後までやり遂げたい将典さん、頑張る人をつい応援してしまいたくなる泉さん、出会いから今日に至るまで、互いの性格や個性すべてが影響し、生き方や作品にも表れていくものなのですね。

作品とは、自分の人生や個性を分けた一部なのかもしれません。

最後に、会場で一緒にお話を聞いていた詩人たちが、ギャラリーにある焼物を1点ずつ選んで「トーク編」は終了。次回、その焼物に詩を書き下ろして「パフォーマンス編」として披露されます。

どんなパフォーマンスが繰り広げられるのか!? 乞うご期待✨

🔹萩焼と7人の詩人🔹第2弾 パフォーマンス編
12月2日(土)15時~(開場14時30分)

この日、この時、この場所で、
観客の皆さんとつくっていくライヴのひととき。

〜出演〜
牧野将典
牧野泉
桑原滝弥
香川真澄
原明子
中西祐介
西佳子
じいざす♡大悟
X(シークレットゲスト)

山口在住の7人の詩人が、牧野窯の作品に詩をつけてパフォーマンスを
披露。それぞれの代表作と、今回のために書き下ろした詩2編ずつを、
声を通して空間へ響かせていきます。

パフォーマンス後は「やきもの作家」から見た「詩」、「詩人」から見た「やきもの」について、率直なディスカッションも行われるそうです。

どうぞお楽しみに❣️😆🙂😃😁😂😉🤗👤✨


○会場
牧野窯 (山口県萩市三見市710)

○料金
無料(要予約)

○駐車場
当日は、色雲寺様の駐車場をご利用くださいhttp://www.hagishibukkyo.com/bhp-sikiunji/c-sikiunji.htm

○お問い合わせ(牧野窯)
TEL(0838)26-1073
Eメール makinohagiyakistudio@gmail.com

レポート:萩市ローカルエディター 三枝英恵