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【心おだやかに暮らす】頑固で非子煩悩な父親について


私が父親について思うこと。

気まぐれ我儘。
えこひいき。
頑固。
お酒が好きで酔っ払うとウザ絡みする。
自分の嗜好品に使う以外は、ケチ。
大きな声で怒る。
まったく子煩悩ではない。
肉好き。
外面(サプライズ好き)は良い。
都合が悪くなると黙る。謝らない。キレがち。

誉められた事がない。
応援された事がない。
慰められた事がない。

我が子の好きな事に無関心。

怪我をしたら心配するどころか
不機嫌になりイラつかれる。

PTAや面倒な親業は、スルー。

我が子が心を開くような行動をしていないのに自分が慕われない理由が理解できなくて不満。



父親は、私が大嫌いな
自分優先の自己愛の強いタイプだ。

父親が楽しいと思う事を
子供の頃は、もれなく楽しくなかった。

どこ連れて行かれるかも教えてくれない
いつ帰れるかも分からない
誰に会うのかも分からない

ここはどこ?
このオバチャンは優しいひとかな?

いつ迎えにくるんだ?

なんで、初めてきた家で、
人生初のじゃがいも剥きしてるんだ?

そして仲良くなれた頃に
帰るぞ!と迎えにくる。


父親が楽しむために同行させられる大人の社交場は、おもちゃもない。テレビもない。
同世代の遊び相手もいない。

行きたくない、やりたくない
帰りたくない、帰りたい
等の選択肢がほぼ無かった。

優しい人たちに預けられたから
人見知りせず育ったとは思うが、、、


父親がすること = theストレス


父親については、
まー愚痴りたい事が山ほど出てくる。

気まぐれ我儘な父親のせいで、
父親に対しての不満をたくさん耳にした。

えこひいきな父親のせいで、たくさん傷付いた。

頑固な父親のせいで、もれなく頑固(遺伝)だ。

お酒好きな父親のせいで、酔っ払いが嫌いだ。

ケチな父親のせいで、ピアノを習えなかった。好きな事をするには自分で稼いで自立するしかないと悟れた。

父親が大きな声で怒るせいで、今でも大きな音に過剰に驚いてしまう。声を荒げがちなオラオラ系は、たとえ性格が良くても嫌いだ。


父親が子煩悩でなかったせいで、小さな子をみると大丈夫かな?楽しいかな?と気になってしまう。

父親が肉好き(グルメ)だったせいで?、食事だけはケチらず、高いお肉を食べれたり、子供が苦手な野菜(濃くて苦い、独特な味、トラウマになるような味)を使う事はなかった。お陰で食い意地が、、、好き嫌いなく育った。食育は、かなり成功したと思う。


父親の外面が良かったせいで「おとうさんに〇〇に遊びに連れて行ってもらったり、お世話になったんだよ。」と見ず知らずの人に声をかけられると居心地が悪いし複雑な気持ちになる。


そんな面倒見が良い一面があるなら、外で使わず子供(私)に使ってくれたらよかったのにと怒りすら感じる。

だから「そんな事ないです。お世話になった(迷惑をかけた)事はあっても、(父親が)お世話をした事はないはずです(笑)」と否定してきた。


一見すると謙遜している様にみえるが、その実、私の思い出の父親像に塗り替えて、相手に突き返す乱暴な行為だ。

私が知っている父親が、
父親の本性だと今でも思ってる。

けれど、話をした事がない私にわざわざ挨拶しに来てくれて「おとうさんに世話になったんだよ」と言ってくれる人の意図は、父親の本性や悪いところを聞きたかった訳じゃない。

父親と過ごした青春時代や
楽しい思い出を話したかっただけだ。


私はただ、「ありがとうございます。」と
素直に喜べば良かった。

唯一の共通点である父親との昔話をしてくれた人に対しての否定は、父親を否定したのではなく、その人の思い出を否定した事になる。


私は、まだまだ未熟だ。

次に、そんな機会に遭遇したら

「 こちらこそ、
  父親と仲良くしてくれて
  ありがとうございます。

  父親とはどんな遊びを?
  何才の頃に? 
  その時、父親に彼女はいましたか? 」

など、父親の恥ずかしい恋バナや
その人しか知らない父親の一面を
根掘り葉掘りと聞きたいと思う。

その方が、ずっと楽しい時間になる。

父親の青春時代を聞ける機会なんて
このさき何度あるか分からない。

わざわざ、家庭での
本性バラさなくてもね。


父よ。
グレずに育ったこと自体、親孝行だ。

あと寛容で、コミュ力高めで、
自力でおちゃめに育った我が子の
ポテンシャルに感謝してください。


はじめました製作所の
来世は
容姿端麗な金髪北欧人なはず。

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