誰かから会社届く素敵な（不思議な）便り　8月5日「しゃくれ」

それは８月上旬のある日。
会社のデスクに置かれた１枚の紙。
雑にきられたA5の紙。

「こつりん便り」...保険のお姉さんの売り込みか。

それにしても字も雑だし、変なイラストも。...なんだこれは？保険の勧誘か？そしてそこには身の上話が書かれていました。（原文のまま）

２０１６年８．３号
こんにちはー◎梅雨明けましたね。雨が多いのは気のせいでしょうか。ところで先日、旦那の後輩が２週間の入院を経て戻ってきました。深刻な病かもしれないので、なかなか皆原因を聞けずにいました。少し太った気もしていたそうなのですが
（※写真イラスト参照）

こう
が
こう
なった気がして、一応確認してみたところ　なんと！300万かけてしゃくれの手術をしたんだそうです！健康保険も医療保険も適用外！男性も美を追求する時代なんですね。新しいお顔で彼は婚活に入ります。。

■まとめ

・フリとしては最高。でもポツンとこの手紙だけが置かれた状況はシュール。
・「しゃくれ」って３００万で治せるの？
・そもそも治すものなの？婚活の結果は？！

さ、今回もじわじわくる内容で
なんとも言えない夏の日です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか？
また次回お会いしましょう！

【何がなんだかわからない方へ】社内になぞの若い女性が社員の机に１枚の紙を毎日配布していました。それは数年間続きます。その紙の名前は「ベクトルＸつうしん」という手書きのシュールな身の上話で、その配布する姿は誰も見ることができませんでした。最初は会社名も記載無かったのですが、徐々に保険の20代のお姉さんということが発覚。その内容のじわじわくる感じに、彼女に声をかけようにも会えたら軌跡。でも会ったら確実に加入者を増やしていったという伝説の人です。

このゆるい文章は当然、社内で話題になり、FBに面白い回を毎回載せてたらファンが急増。未だにいつか出版を目論む毎日。２年前に、たまらず声をかけ。彼女が産休に入る事実を知り・・・この紙はお休みだったのですが。最近「こつりん便り」と名前を変えて再開したものです。

読んだら「じわじわ」くる。
毎日癖になり麻薬のようになる。
こなくなったらさびしくなり
何もしなくても彼女を見つけたら声を掛けてしまう。

考えようによっては
新世代超アナログ保険営業爆弾と言っても良いだろう。
それが「ベクトルＸつうしん」改め「こつりん便り」です。