unity1week「Re」振り返り
サメはフランス語でRequin——
2022年12月12日から開催されたUnity1週間ゲームジャムお題「Re」に参加した振り返り感想文です。
初心者なりに楽しく作りました。
unity1weekは前回「ためる」が初参加でした。前回に続き今回も遅刻してしまったので、まだ正式に参加したとは言えないのかなと思っています。
2Dアクションゲーム作り
今までボタンを押す操作のゲームしか作れなかったので、アクションゲーム作りに挑戦してみました。Unity Learnのチュートリアルを見ながら作りました。Unityを初めて使ったときに一通りできたので、1週間で完成させられるだろうと思っていました。色々甘かったです。
初心者制作あるあるらしいのですが、プレイヤーを置き去りにする横移動の足場を作ってしまいました。猛省。期間中に改善できなかったので、足場の色を変えるなどの注意喚起をして残しておく所存です。作らなければ分からないことだったので、貴重な経験が出来て良かったです。
動画をWebGLに組み込む
WebGLで動画を再生するのはやめたほうがいいという教訓を得ました。
サメ映画を撮りたかったので組み込みました。色々横着して動画にしました。今思うとUnity内で完結したほうが絶対良かったです。
Unityなら簡単に動画(mp4)を再生できるだろうと思っていました。WebGLではVideo Clipが使えないそうですね。検索したら「unityroomでは動画再生できない」みたいな記事も出てきて、もうお蔵入りにしようかと考えました(ゲーム本編以外のところでつまづいて遅刻だなんて……)。
紆余曲折の末、過去に検証して下さっていた方のありがたい記事のおかげで再生できました。しかしHTML5の仕様で音量調節はできないようです。音声を別撮りして同期させるという突破口はあるようです。
今回は最初からタイムラインなどを使ってUnity内で完結させておくのが最適だったと思います。
unityroomで簡単に動画が再生できる仕様だったら、ムービー作りに注力してしまう私のようなアホがもっといたかもしれません。
使用素材などは使用アセット欄にまとめて書きました。
特にVRoid Studioにはお世話になりました。
お題回収「Re」
Requin(ルカン:フランス語でサメ)でお題回収しました。
フランス語は英語と違い、無暗に大文字を使わないルールがあるそうです。お題がReとなっている以上、なんとか大文字にする説得力が欲しいと思いました。そうなるともう映画のタイトルにするしかありませんでした。
もう1体の巨大生物もなんとかReに寄せたいと思い、爬虫類(Reptile)にしました。逆走でReturn要素、撮影でRecording要素、Retake要素を足しておきました。おまけでReward要素もあります。
途中で気づいたのですが、お題要素ってひとつでいいんですね……!
今回やってみたこと
ここまでほぼ反省文だったので出来たことも書きます。
ポストプロセス
覚えたてで嬉しくてやたらと使ってみました。
以前上手くいかなくて諦めていたのですが、今までは全てキャンバスに描写していたので分からなかっただけでした。
タイムスケール
TimeScaleを使えばヒットストップが出来ると聞きやってみました。大満足です。知識を共有して下さった方に感謝です。スローモーションとか倍速とか色々試してみたいです。
パーティクル
unity1weekのお題発表前日のUnity杯の配信でUnityのCMを見て、車の火花などにパーティクルを使ってみました。色々噴射させたいです。このCMにはもっと早く出会いたかったです。
スコアランキング
ランキングの実装自体は練習したので問題なくできました。最初に導入しようとしたときは「C#が分からないと無理なのかな」と思っていたのですが、なんかノリで大丈夫でした。簡単に実装できるようにして下さり感謝です。
おまけ要素として、ノーミスで条件を満たすとスコアが爆上がりするようにしました。繰り返し遊ぶタイプのゲームではないと思うので闇に葬られるところでしたが、期間中に無事見つけてもらえました。感謝感謝。
映画は撮れ高が全てではなく、冗長なシーンにこそ魅力があるように思えます。サメ映画の連続視聴で価値観が歪んでしまった気もします。
前回に続き今回も色々な反省がありました。
未だにC#は全然分からないし、だからといってVisualScriptingに自信があるわけでもありません。unity1weekは初心者大歓迎とのことなので、まだまだ安心して参加できそうです。
unity1weekに投稿して色んな方のゲームを遊んでいるだけでもかなり成長している気がします。
期間終了
年始のあれこれで期間終了前後のお祭り感にはすっかり乗り遅れてしまいました。運営さんも参加者の皆さんも本当にお疲れ様でした。
面白いとかシュールとか色々コメントをいただけてありがたかったです。
「ストーリーがひどい」という、まさに欲しかった感想も確認できて満足です。
こうして振り返ってみると、よく遊んでもらえたなと思います。
お付き合いいただきありがとうございます。
最後に
余裕があればまたunity1weekに参加したいと思います。
現在の投稿数は312作品とのことで、未プレイの作品をゆっくり遊びたいと思います。お題のおかげで再挑戦したくなるゲームも多く、楽しく過ごせそうです。共有会も楽しみです。
楽しいイベントありがとうございます。お疲れ様でした。