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自己理解コーチアカデミー採用面談を経て改めて確信した《得意なこと》

こんにちは、はぎさんです。

実は先日、私が人生のバイブルだと豪語している『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』(せかやり)の著者八木仁平さんが主宰する「自己理解コーチアカデミー」の募集に応募しました。

結果から言いますと、一次面談で落ちました。

なぜかというのを自分なりに「自己理解メソッド」に基づいて、《好きなこと》《得意なこと》《大事なこと》に細かく分けて分析したいと思います。

なお、『せかやり』では 

  • 《大事なこと》

  • 《得意なこと》

  • 《好きなこと》

の順に見つけていきますが、ここでは構成上

  • 《好きなこと》

  • 《大事なこと》

  • 《得意なこと》

の順に挙げていきます。

1.《好きなこと》

《好きなこと》は元からヲタクで好奇心の強い性格なので、見つけるのに困ることはありませんでした。

『せかやり』が発売された2020年に本を購入し、自己理解ワークに自分で取り組んでみました。

そこで出てきた《好きなこと》と《得意なこと》と《大事なこと》を掛け合わせて出てきた《本当にやりたいこと》が、

「架空の世界を作り、そこで自分の《好きなこと》で妄想して架空のものを作って世の中を面白くする」こと

でした。

具体的に私の《好きなこと》は、鉄道、アイドル(専ら坂道系)で、

「架空の世界を作ってそこで自分の《好きなこと》である鉄道やアイドルで好きに妄想して面白おかしく遊びながら、世の中を面白くする」ための実現手段を探っていく。

とノートにありました。

確かに、存在しない鉄道を作る「架空鉄道(妄想鉄道)」はずっと好きで長年取り組んでますし、子供の頃は「架空地理」といって存在しない土地の地図を描きまくっていました。

要は「架空の何か」を作るのが昔から好きだったのです。

しかし、これがどうもしっくりと来ず、塩漬けにしてしまいました。

それから1年ほど経ち、SNSを眺めていたら、八木さん主宰の「自己理解コーチアカデミー募集」のタイムラインが流れてきました。

それをたまたま見た私は直感的に「面白そうだ!」と思いました。
(面白いという要素は後に《大事なこと》として登場します)

更に、自己理解ワークに取り組んだノートを見返したところ、《好きなこと》を見つける質問で「これに出逢えて救われたと感じたものは?」という問いがありました。

その問いの答えにあった一つが「自己理解」でした。

今まで生きてきて特に大学から社会人の現在までに、世の中の「普通」や「常識」「レール」に疑問や違和感を抱いていました。

そのような中で紆余曲折を経て「自己理解」に出逢って、自分の《得意なこと(強み)》《好きなこと(分野)》《大事なこと(価値観)》がわかり自信が持てるようになりました。

そうして「自分の《得意なこと》で《好きなこと》を、自分の《大事なこと》を大事にして《本当にやりたいこと》をやるべきだ」と確信が持てて救われたと心から思いました。

そのように思っていた最中、「自己理解コーチアカデミー」の募集があったので「これはチャンスだ!」思って応募したのです。

2.《大事なこと》

《大事なこと(価値観)》も『せかやり』での自己理解ワークで明確になっていました。

それが先程少し挙げた「面白い」ということです。

実際のワークでは価値観ランキングを作って土台から人生や仕事の最終目的である価値観まで積み上げていくのですが、ここでは上位の「面白い」という価値観に絞ります。

そして、《大事なこと(価値観)》は自分にベクトルが向くと「人生の目的」が、社会にベクトルが向くと「仕事の目的」がはっきりとなります。

この「仕事の目的」が私は「世の中を面白くする」ことでした。

最初に自己理解ワークをした時はこの「世の中を面白くする」ことが、自分のヲタク的な趣味である鉄道やアイドルといった「エンタメ」的なものと掛け合わせることしか頭にありませんでした。

ですので、最初に出てきた《本当にやりたいこと》である「架空の世界を作り、そこで自分の《好きなこと》で妄想して架空のものを作って世の中を面白くする」ことも具体的な方法がわからずしっくりと来なかったのだと思います。

それと「方法」ということはつまり、動詞で言い表せる《得意なこと》をすっ飛ばして考えていたのではないか?と今は思います。
(そもそも「実現手段を探っていく」という時点で、動詞である《得意なこと》をすっ飛ばしていますね…)

そうして「自己理解コーチアカデミー」の募集を見て「自己理解」が《好きなこと》であるとわかった時、「世の中を面白くすることは、別にエンタメじゃなくてもできるのではないか?」と思い至るようになったのです。

そこで、「全ての個性が調和した世界」をビジョンとして掲げている八木さんが主宰する「自己理解プログラム(自己理解のコーチングサービス)」が、私の「仕事の目的」である「世の中を面白くする」ことにマッチしているのではないか?と思ったわけです。

自己理解とは、自分の外側に自分のやりたいことを求める「自分探し」とは似て非なるものです。
自分自身の内側に眠っている《好きなこと》《得意なこと》《大事なこと》を掬い出し、掛け合わせて唯一無二の自分の《本当にやりたいこと》に辿り着く作業が「自己理解」なのです。

そのように唯一無二の《本当にやりたいこと》が見つかったクライアントは間違いなく「面白い人生」を歩めるでしょう。

このように「面白く生きられる人」が自己理解のコーチングによってどんどん増やしていって、最終的には「面白い世界」を作ることができる。

そう解釈して私は「自己理解コーチアカデミー」に応募したのです。

3.《得意なこと》

最後に《得意なこと》です。

《得意なこと》も自己理解ワークで挙がりましたが、「自己理解コーチアカデミー」の選考では、「人の話に耳を傾け気持ちを汲み取り、寄り添い背中をポンと押す」ことをPRしました。

この《得意なこと》が発揮された自分の中で印象的なエピソードが大学時代の部活でした。

大学時代、実は応援団リーダー部に所属していました。ヲタク的な趣味を持っていて体育会系とは真逆のイメージを持たれる自分でも辞めずに続けられたのが奇跡だと思います…笑

そんな応援団時代、4年生の時に新人担当として新人のケアを行っていました。

時は遡ること1年生、何度も応援団を辞めたいと活動から逃げまくっていました。

すると、見かねた4年生の新人担当の先輩が自宅まで赴き応援団に留まるよう説得に来ました。

先輩からは「このまま逃げてもその後の大学生活、残った同期に学内でばったり遭遇した時に後ろめたさを感じて後悔するぞ」と言われました。

確かに、逃げるように辞めてしまってその後何もやりたいこともなくパッとしない大学生活を送った上に、応援団に残った同期を見たら後悔するのではないか?と思い、何日か考えて活動を続けることを選びました。

この経験から私は、自分も先輩になったら同じように悩んでいる後輩に対して力になりたいと思うようになり、実際に4年生の時にそのような立場になりました。

そして時は流れること4年生。1年生の後輩が自分と同じように夏合宿前に続けようか悩んでいると聞きました。

一対一で話し合いをしましたが、その後、他の同期も交えて今後どうするのかを話し合いをさせました。

その結果、後輩から続けたいと意思を伝えてきてくれて、応援団を続けることになりました。

このエピソードから、コーチングに必要な「傾聴力」が活かせると思い、「自己理解コーチアカデミー」の選考でも話しました。

しかし、一次面談が終わってしばらくすると、「このエピソードは弱いな……もっと《得意なこと》があるのでは?」と思うようになりました。

「自己理解コーチアカデミー」の一次面談でご縁がなかった最大の理由はここにあると思います。

他の《好きなこと》や《大事なこと》に当たるエピソードはしっかりと話せましたが、「これまでの成功体験で自己理解コーチとして活かせるものは何か?」と問われた時に、上述の大学時代のエピソードを話しても《好きなこと》《大事なこと》と比べると覚束ない感じがありました。

更に「人の話に耳を傾け気持ちを汲み取り、寄り添い背中をポンと押す」ことよりもより《得意なこと》があって、そちらの方が向いているのでは?という直感が湧いてきました。

そのより《得意なこと》とは、正に今ここで行っている「書くこと」だと確信しました。

これを踏まえると同じ《好きなこと》である「自己理解」で「面白い世界を作る」という《大事なこと》でも、「人の話に耳を傾け寄り添い背中を押す」ことではなく「書くこと」によって、自己理解というものを広げていけるのではないか?と思い、noteを始めた次第です。

他に「これまでの成功体験で自己理解コーチとして活かせるものは何か?」という問いに対してエピソードが弱かったと思うのは、今の仕事に関することがなかったことと、エピソード自体が昔の大学時代の話で過去の話過ぎるといった点もあったと思います。

何はともあれ、「自己理解コーチアカデミー」の一次面談落ちで新しい「自己理解を書くという行為を通して世の中を面白くする」という《本当にやりたいこと》の仮説に至りました。

しかし、まだ仮説に至ったばかりで行動もまともに取っていないのでこれからどうなるかわかりません。そこが不安ではありますが…

とにかく、「続けること」を当座の目標として続けることが大切なのかと思いました。

引き続き宜しくお願いします!

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