見出し画像

PR3.0 Conferenceは革命決起集会だったのでは

昨日は『PR3.0 Conference 〜 企業と「個」の新しい関係構築 〜』に参加してきました!
ぜひレポートしたいなと思っていましたが、私が聴講したセッションの多くが残念ながらシェアNGだったので、このカンファレンスを受けての私の感想を記録しておこうと思います。
私の感想なんてとは思いますが、この熱狂はシェアせずにはいられない!(笑)

何かの片手間にごゆるりと読んでいただければ嬉しいです。(ゆるりと読める熱量じゃないかもしれないけど笑)


そもそも、私がPRに携わり始めたのは2015年の1月からです。前職への転職を機にPRパーソンとしてのキャリアをスタートさせました。

当時右も左も分からない私が初めて参加した広報勉強会の講師がPRTable代表の大堀さん。その勉強会には他にも十数名の若手広報担当者が参加していましたが、それぞれから上がる質問(悩みに近いものもあった気がする)に、丁寧に答える大堀さんがすごく印象的でした。

その会でも沢山の質問があったように、PRパーソンは皆んな悩み、葛藤していたように思います。

適切な評価方法が確立されていない。
成果までの道のりが長い。
社内理解が進まずリリースを出すことも、取材を受けることも難しい。
泥臭い仕事が多いのに誤解をされる。
会社から表層的な掲載実績を求められる。
手法が多岐にわたり過ぎて正解が分からない。

私もPRと書かれた名刺を持ってきた頃は、悩みが尽きませんでした。
私はメディアリレーションが得意でなく自分がメディアのフロントに立ち掲載を実現するという、いわゆる成功体験があまりありません。

では何をしていたかというと、競合動向や市場動向をリサーチしてトレンドになりやすい企画の傾向を捉え、それを踏まえて社内にあるネタを発掘し編集・加工する。サービス自体の座組みを変えたこともあります。

目的は、届けたい価値を届きたい人に届けやすい形にするため。これが私なりのPRでした。この時点ではそのネタはメディア掲載は叶っていないけど...。

とはいえ、もちろんメディア掲載も大事。私には自他共にPRが天職と認める強い相方(@me0305me )がいたので、彼女がメディアリレーションをしっかり担っていたので、掲載実績も作ることができました。

一人じゃ成り立たないけど、私なりに自分の得手不得手を考えて出来る最大限のPRでしたし、一定の成果を作れたと思っています。

でも、なんだか我流な気がして私はPRパーソンとしてずっと自信が持てずにいました。

そんな私の思うPRをPRTable菅原さんに聞いていたいただいたことがあります。菅原さんは親身になって話を聞いてくださり、私なりのPRの思想も認めてくださいました。今の方法がベスト解かは分からないけど、まずは自信を持ってPRに取り組もうと思えた瞬間でした。

きっと私の他にもPRTableの皆さんとPRを考え、いくつもの正解の中から自分の解を見つけた方が大勢いらっしゃるかと思います。

PRTableさんを解さずとも、多くのPRパーソンが広く深い思考を繰り返し、信念と誇りに基づいて、自分のミッションに奔走してきたことだろうとも思います。きっと、胸のどこかに、消えない葛藤や疑問を同居させながら。

そんなPRパーソンたちが一同に会した昨日の『PR3.0 Conference 〜 企業と「個」の新しい関係構築 〜』。

それはまるでカンファレンスのそれでなく、"革命の決起集会"のようでした。

主催者、スタッフ、登壇者、来場者、皆がPRという業界、仕事をより良くする未来を見据えて集まったような、ただ学びを受け取るのではなくPRの仕事への誇りを声明するために集まったような、そんな熱狂がありました。

名だたる登壇者の皆さんが「君たちは世界を変えることが出来る」「イノベーションを牽引するのはパブリックリレーションズだ」と力強い言葉で、来場者である私たちを鼓舞します。

その言葉に反応して来場者も熱を帯び、一人一人の個人の中からも熱量の高い言葉が生まれる。それが会場内でのディスカッションに止まらず、SNSにも伝播します。

この凄まじい勢いを持ったうねりを体感すると、あの場をカンファレンスと表現するには物足りなく感じてしまうくらい。

昨日PR3.0 に参加したことで、私の中のPRマインドは再び火が強くなりました。今私の名刺にはPRの文字はないけど自分の中のPRマインドに強い自負を持っていこう。PRに携わってそのマインドセットを持って顧客戦略を担うことに改めてワクワクしています。

他職種の皆さん、ぜひPRマインドをインストールすることをおすすめします。ワクワク、ゾクゾクする新しい仕事の武器を手に出来ると思います。

本当PRってすごい。楽しい。

これからもPRのインプットを続けていこうと決意した1日でした。


※おまけ※

アフターパーティー終わりに久しぶりにお会いした広報担当者さんたちと飲みに行ったのも、めっちゃ楽しかった〜。広報歴数ヶ月から十数年の方で集まり「あのセッションよかったよね」「あのセッションも聞きたかった、どうだったの?!」とワイワイしてて、こういう空気も含めPR好きだなと思ったところでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?