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Salesforce【オブジェクト編:商談商品】

商談商品オブジェクトを使っていて、「なんか癖あるな~」と思ったのでまとめてみました。

商談商品とは?

商談商品の間にある中間オブジェクトです。
商談と商品の中間オブジェクトにあることで、多対多の関係を構築する事ができます。
商談商品オブジェクトがない場合、商談で複数の商品を追加するとき、商品をその数分作る必要があります。
例えば同じ商品でも複数作る必要があるのはナンセンスですよね・・・

商談商品の基本的な使い方

まずは商談で扱う商品を作成します。
基本的には商品マスタとして商品を作成する事が多いです。
(有効にチェックを入れないと商談商品を作成するとき選択できません。)

次にこの商品の基準となる価格を定義するために、価格表と紐づけます。

最後に商談を作成したら、商品の追加から商談商品を作成します。
この商品は商品オブジェクトの商品とは別で、商談商品を追加するという意味の「商品を追加」です。(紛らわしい・・・)

商品を追加を押下すると、「商品を追加」画面が表示されます。
この商品は商品オブジェクトの商品です!

商品からポップコーンバケットを選択します。
「選択した商品を編集」画面が表示されます。ここで表示されているのは商談商品のことです。
ここで商談と紐づける商談商品の内容を決定していきます。

商談に商談商品が追加されました。
商談商品の基本的な使い方は以上です。

商談商品の特殊な部分

商談商品を触っていて不思議(?)な部分を記載します!他にもあると思うので、コメントで教えてください!

・商談商品名を指定できない
 ⇒ 商談名+商品名になる(編集不可)
・選択した商品の編集画面に表示する項目は編集できる
 ⇒ 商談商品画面レイアウトの編集で、複数行レイアウトの編集
・商談商品から商品の項目を数式で取得する事ができない
 ⇒ 取得はできますが、商談商品-価格表-商品のリレーションを辿る必要がある(商談商品に商品の参照項目があるが、オブジェクト構造的に商品の項目は取得できない)
・レポートなどで商談商品の名称が商品と表示される
 ⇒ 単純に紛らわしい

まとめ

今回は商談商品オブジェクトの扱いについてまとめてみました。
商談商品は少し癖があるオブジェクトで、仕組みを理解するのが難しいと思います。
触りながら慣れる必要があるオブジェクトの1つですね!

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