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CEO日記 2023年7月18日「初めてのコーディング体験」

7月も後半戦に入りましたね。週末から、真夏以上の酷暑に見舞われていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今日は、初めてのコーディング体験---弊社HPの改修についてのお話です。


弊社HPの問題点

改修とは言っても、たいしたことではありません。昨年9月に二子玉川から三軒茶屋に事務所を移転しましたので、その住所を書き換えただけです。

なんだ、そんなことかという声が聞こえてきそうですが、実はこの住所書き換えは、私の頭の片隅にこびりついていた懸案でした。

と言うのは、弊社は「株式会社ハガツサ」のカンパニーサイトと出版レーベル「ハガツサブックス」のポートフォリオサイトの2つを運営しています。いずれのサイトも前の住所のまま放置していました。

この2つのサイトは、知人のデザイナーさんのに紹介いただいたWEBデザイン会社に構築していただきました。しかし、(多くの小規模会社同様?)保守契約を結んでいなかったため、当然のこととして、記事やプラグインの更新などは全て自分たちで行わなければなりません。

けれども、WordPressの使い方が全く分からない…そんな状態でした。見様見真似で記事やプラグインの更新はできるようになりましたが、「画面に張り付いているように見える」住所の書き換えをどうすればいいのか、ググっても分かりません。

改修の見積もり

一度、WEBデザイン会社に住所書き換えの見積もりをお願いしたところ、正確な金額は失念しましたが、数万円×2ほどを提示されました。

ここで私は、なんとなく釈然としない思いにかられました。わずか1行の文字を修正するのに、数万円×2もするのかと。

この私の思いが理不尽なことは十分理解しています。たとえ小さな修正であっても、専門の技術を習得した方に依頼するわけですから、それなりの技術料が発生するのは、むしろ当然のことです。

ただ、そのとき抱いた釈然とした思いが、頭の片隅にずっとこびりついていたのも事実です。


話は現在に戻ります。私は新規事業を行うためにプログラミングのスクールに通っています。カリキュラムをきちんとこなせば、WEBサイトの企画、デザイン、コーディング(HTML、CSS、JavaScript)、WordPressの構築(PHP、テーマ)まではできるようになるようです。

スクール初日、メンターとの面談で受講動機を聞かれた際、弊社HPの住所書き換えすらできず情けない旨を話しました。すると、メンターの方から、「半月もすると、数秒でできるようなりますよ」と福音のような響きが返ってきました。

それから約半月が経ち、基本的なHTMLとCSSのコードが理解できるようになったので、恐る恐る2つの弊社サイトのコードを覗いてみました。

すると、これまで暗号のように意味不明だった文字列を読めるじゃないですか! 自分でも驚きました。

初めての実戦コーディング

早速、コードを書き換え更新をクリックすると、宿痾のような住所書き換えがすんなりと終わりました。達成感3割、拍子抜け7割というところでしょうか。

Photoshopも何とか使えるようになりました

とりえず、数万円×2のWEB改修を内製できたので、スクール代の一部は元が取れました。

弊社は、出版と編集プロダクション、コンサルティングを事業の3本柱にしていますが、売っているのは「紙」ではなく、主に文字として書いた「知識」です。そして、「知識」を記録・配布するメディア(媒体)は、紙からデジタルに加速度的に変わっていっています。

以前、インテリジェンス関係の仕事をしていた時、「無から有を生み出す」ということを、モットーの一つにしていました。たとえ初歩的な技術であっても、それがあるのとないのは雲泥の差で、持たぬ者は持つ者に太刀打ちできません。

今回の小さな体験から、それを改めて実感しましたので、日記に書いてみました。

50の手習いなので、WEB制作を事業にするところまでは考えていませんが、コンサルティング事業などでWEB制作を受注→外注する際の工数・価格感くらいは分かるようになりたいですね。また、当然のことですが、デジタル化の波に置いてけぼりをくらわないように努力していきたいとも思います。


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