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「マニュアルを作るためのマニュアル」を身近なこと【家事】に落とし込んで考えてみた。

「なんでまた同じことを教えているんだろう」ということ、もしくは「なんでまた同じことを聞いてしまったんだろう」ということがあります。
仕事していると「そんなのはマニュアルがないからだろう」という声も出るのですが、そもそもマニュアルが必要なのか考えてみた。

身近なことをマニュアル化するなら


前段の問題の大きな原因は
経験の差と、
ルーティン(毎日続けること)の知っている・知らない、知識の差かなと思っています。
ここで具体的な話に落とし込みたいなーと考え、
自分事にすると現状の課題、【子どもの服を仕舞えない】があります。
やってないわけじゃないですよ。聞いては出来るのですが、自分一人になったとき出来てないことです。

正確に言うと、
・洗濯をする      → 出来る
・洗濯ものを干す    → 出来る
・洗濯ものを取り込む  → 出来る
・洗濯ものをたたむ   → ここから怪しくなる
・たたんだ衣類をタンスに仕舞う 
→ ここが出来ない

大きな原因は2つあるかなと。

・子どもの服【どの娘の服か】をいまいち理解していない。
 →タグとかに名前が書いているのを見て分類できるけど、
  パッと見であまりわからない。
  →その選別が妻はサクサク、自分はモタモタしている。

・どの棚がどの娘の棚かを理解してない。
 娘3人いるので月日が進むごとにアイテムも増え、衣装ケースも増えてきてます。
 妻は毎日やっているので、即座に「これはここ」「これはあっち」という所定位置の地図が頭の中に出来上がっているのですが、
 自分は早く仕事が終わった時 or 休みの日に触るくらい、しかも分担で家事をするので、妻が洗濯の間、自分は洗い物や掃除機など出来ることを行う。
出来る人がやった方が早い。という分担で行っています。
 結果として、衣類を仕舞うときには【聞かないとわからない】存在になっているなーという状況。

改善方法のいくつか


意識の改善
・子どものファッションに興味を持つ
→ただこれ、すごい時間かかります。興味がないわけじゃないです。
 妻の視点は、この娘の場合はこのカラーとこのラインが特に似合うからこういう組み合わせが一番似合うと思う。
 みたいなことをやっているのだと思われるのですが、男だからとは別で自分だからなのかも知れないですが、何を着ても「可愛いー」になってしまう。
 妻の高度化した線引きが、自分の中で大分雑多な可愛いという大枠でくくってしまっているので、そういうのは学びで培うしか方法なさそうです。
 日々の鍛錬としては、全体を褒めるというより、部分・箇所を褒められるようになると変わるのかな。どうなんだろう。

動きの改善
・現状、すぐに改善出来るのはここかなと
 →具体的には、棚に【娘の名前】や【服の種類】を付ける
  →分類を明確にすることで、自分も出来るし、子どもも出来る環境。
   →文字も覚えやすくなるのかなと。

記録の改善=機能の改善
・季節ものを仕舞う際に、写真で残しておく。
→成長して次のサイズの購入が必要、などの際に現状の在庫数をすぐに確認出来る。

・見たい時にすぐに情報を取り出せる環境。
→スマホ単体に記録保管、というより夫婦共同のカレンダー機能とかに、この日にこれをここに保管した、記録だと見直しがしやすいのと、
 プラスで同季節にリマインドかかるような設定にしておくと、前回の反省点も思い出したり出来る。

マニュアルを作ることが目的じゃなく、あくまでマニュアルは手段。

目的と状況を明確にした上、欲しい結果に到達するにいたる手段として有用なら作成するとして、家のことを自分事に落とし込みやすく考えると、
妻をチーフとして場合、自分(中堅スタッフ)、子ども(新人スタッフ)
最終的に全員が同じ作業【衣類の片づけ】を出来るようにする
目指しちゃいけない結果は、【出来る人がやる =出来る人しかやらなくなる環境作りでもある】

マニュアル作りの骨子は【出来なかった人が出来るようになる】ためのもの

よくマニュアル作りで新人向けマニュアル作成とかあるけれど、
もう少し具体的にするなら、自分が新人に教えやすくするツール、もしくは教えなくても見ればわかるでしょというツール、を考えることだと思う。
作ってやったという意識で出来上がったツールは結局、自分で使ってみると使いにくいツールが多い。
どこで、なにを使うものかを明確に。

やれていることの例で言うと、登園用の子供のカバンの中に入れるもの一式、自分はよくわからなくなるので、一覧を広げて写真に収めてます。
少なくてもそれを見て、後なにが必要か自立行動出来るので、簡単かなと。

たたみかたについても、自分は服をたためるからとスルーしていたけど、子供は当然わからない。だから、服のたたみかたを図式にしたものを貼っておくのもいいかもしれない。もしかしたら、細かいところで妻と自分で手順が違ってたということも洗い出すきっかけになるかもしれないし。

知ってるでしょ、という上級者の当然を初心者は覚えることに苦労するので、知りやすい環境、もしくは理解しやすい機能がマニュアル化するということことなのかなと。

その後どうなったか

 今のところはプランの段階なので、服のたたみかたを貼りだしてみるとかを実際にやってみようと思います。
 特に自分はこういうものを作って満足して継続しなかったりする悪癖があるので、その後のことを記載出来るようやってみたいなと。

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