ドイツで入院生活(発覚編)

今まで健康体で病院のお世話になったことが自慢だったのですが、2017年秋それは突如として訪れました。

2017年10月14日、仕事を無事終えて電車でダルムシュタットへ。というのも、Schwaenisch Hallで友達になりシェアハウスでともに過ごした友人が結婚することとなり、独身最後の女子だけパーティー(junggesellenabschied)をするためでした。

※ヨーロッパでは結婚前に親しい友人とともに新郎新婦それぞれ分かれて独身最後のパーティーを開きます。このパーティーを主催するのは結婚式でそれぞれ新郎新婦の結婚証人者だったりします。

この時幹事的な役割を任されていたので、張り切っていたのですが友人と合流しバスでパーティーレストランに向かう途中、今まで味わったことのない強烈な腹痛が。この時はまだ我慢できる痛みでした。

なんとかレストランに到着するも、痛みはだんだんひどくなる一方。トイレに行っても効果なし。約一時間ほど痛みと戦うと痛みは引いていき、その日は引き続きパーティーを夜通し楽しみました。

そんな痛みも忘れ、1週間後いつも通り出勤ていたある日、Brezel形成をしているとき、再びあの強烈な腹痛が。またしても立っていられないほどの腹痛でした。シェフが心配して近所のお医者さんに連絡、勤務中でしたがすぐ診察に向かうことに。

今までドイツでお医者さんにかかったことは歯医者しかなかったので初受診。ドイツではかかりつけ医制度で自分のかかりつけのお医者さんを指定しなければいけなかったので、その場でそのお医者さんに私のかかりつけ医になってもらう書類を記入。そして受診。色々検査してもらうけれども異常なし。採血や採尿検査をしても異常なし。

この痛みは何だろう?となった時、痛みをよく思い出してみると月経痛によく似ているかも。その話をすると、すぐにお医者さんはかかりつけの婦人科は?と聞いてくれたのですが、これもまた未受診だったので当然いなくて担当のお医者さんが女の先生がいい?と希望を聞いてくれて女医の婦人科に連絡を取って頂きました。

本当にこのお医者さんはとても親切で感謝しかありません。そしてその一年後またこのお医者さんにお世話になるのですが、それはまた別のお話にて。

次の日、昨日の腹痛は嘘のようになくなって、仕事を終えた後の午後婦人科を受診。この日初めて膣工エコー初体験。女医さんで本当に良かった。(ドイツの膣工エコーはほ仕切りなし(日本ではカーテンの仕切りがあったりしますよね)

エコーを終え、今すぐ総合病院の婦人科に行きなさい。これは案内書だからと、紙切れを渡された私は一瞬ぽかーんとなってしまいました。特に説明もなく紙切れを渡され、徒歩20分ぐらいの距離にある総合病院へ行くことに。

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渡された紙を見ながら病院に向かう間、渡された紙をよく見てみるとどうやら卵巣に嚢胞があってその大きさ8センチ!(通常の卵巣の大きさは2〜3センチらしいです。倍以上の大きさの嚢胞…)総合病院で紹介された先生を受診すると、残念ながらおじいちゃん先生(涙)女医さんにした意味が…と思いつつここでも膣工エコーすると、先生はこの嚢胞が原因で茎捻転を起こしているから腹痛が起こったとのこと。手術は11月だけどいい?とすぐに手術のお話。頭はパニックでしたが、手術前の検査日程を予約してこの日は帰宅。パン屋のシェフには、理由を説明して手術が終わるまで休暇を取ることに。

2017年11月2日手術前検査で病院へ。確かこの日は血液採取と手術についての説明を受けました。それだけだったのに、病院食(お昼ご飯)を頂きました。あと、1階のカフェで使えるコーヒー一杯サービス券もいただきました。この日はこれで帰宅。手術は2017年11月6日になりました。

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手術を受けるまで、いつあの腹痛がくるかドキドキしていたのですが、心配をよそにその後1度もありませんでした。

これにて発覚編は終了。次は手術&入院生活編。

Bis dann!

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