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【双極性障害と今日この頃-2022年5月24日】テンションの目安はドラキュラです

リリース以来、毎日コツコツプレイしてきた『悪魔城ドラキュラ - Grimoire of Souls』が先日ついに完結した。
前回の更新からおよそ2ヶ月。どこぞの生首ではないが運営からの「ゆっくりしていってね!」的メッセージと受け取ってまったりしていたが、最終章配信となればゆっくりしてはいられない。
最新話以前のレア装備は1ヶ月以上前にコンプ済み。ならば寝食蹴っ飛ばしてクリアするのが道理。テンションガン上げで参ります!!

初見とはいえさすが終盤。ほとんど使った覚えのないコンテニューアイテムを湯水のように消費し、数時間後に何とかクリア。そして、クリアと同時にいわゆる『強くてNew Game』が解禁となり、今度はアイテム周回とは別に本編周回がスタート。沼る。ようこそ、周回地獄へ。

今となってはもう思い出せないかつての「普通」にはほど遠いものの、最終章配信を境にテンションが跳ね上がったままの現状はどう考えても軽躁状態だろう。もともと気分が高揚し始める時期でもあったから、そのタイミングもかみ合って最終章の配信は劇薬投下に等しかったのだ。

すでにピークは過ぎたとはいえ最終章が配信された5月13日から今現在にいたるまでテンションは高いまま。通院以外でふらっと外出しようと思いつくだけの余裕も出てきた。このまま夏場を無事過ごせれば万々歳なのだが、どうしても拭いきれない一抹の不安がある。何の前ぶれもなく糸が切れることがあるのだ。

その日は2時間近くアイテム周回に没頭していた。日に何度もある突然の吐き気も眠ることに原因不明の恐怖をいだくのも毎度のことだったので特に気にも止めなかったが、そんな中で突然糸が切れた。

まず両腕の力が抜けてコントローラーを落とした。背筋を伸ばしていられずイスの背に体を投げ出し、首はかくんと後ろに折れて天井を見上げたまま、目を開けていたかどうかも思い出せない。「なぜ、どうして?」「何が起きた?」頭の中で声はすれど現実には指一本動かせない。
自問自答をくり返しているうちに何もかもがどうでもよくなり、考えることも億劫になってきたところで転がった。とはいえ、そのまま眠ろうにも眠ることを考えただけで嫌悪感に叫びそうになるので、結局、起き上がれるようになるまで転がっているしかなかった。

翌朝には原因不明の脱力感はきれいさっぱりなくなっていたが、陥った原因が皆目見当もつかないので正直今も不安が拭えない。家の中ならともかく、外出先で同じ症状に見舞われたら目も当てられない。

医師との面談は来月中旬。
せっかく気分が上向いてきた今、再び鬱々とした状態に戻るわけにはいかない。かといって、何が原因なのかさっぱりわからない状況では打てる手もない。結局、行き着いた答えは至極単純なものだった。
「テンションガン上げ維持」
 とにかく落ち込むことだけは意地でも回避しよう。そのためにも日々のテンションを把握し維持しておく必要がある。そんなもっともらしい理由を盾に『悪魔城ドラキュラ - Grimoire of Souls』1100時間超生活続行中である。


冗談ではなく、1ステージ最速約90秒クリアの10分周回で立ち上がる気力も尽き果てるってどうなのさ。数日後にはノンストップ4時間超えが余裕だったり、1日1時間前後が心身の限界状態が1週間程度続いたり、30分も経たないうちに突然意識が朦朧として転がったり。
原因を考えようにも自分が今何を考えていたのか、それすら途中でわからなくなるのだからもうどうしようもない。

あらためて文字に起こしてみるとなかなかヤバい案件である。

#双極性障害と今日この頃 #双極性障害 #精神障害 #haereticsnote

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