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5/6 Playstation4「ソニックフォース」

 書くことも気力もなくて、前回からあっという間に一週間が空いてしまいました……しかも、前の記事はストックから出したものなので、実質一週間半は何もしていない。水曜更新と決めたのは、継続という点について言えば大正解でしかなく、とりあえずそのへんで拾った石みたいな文章でも書かなくちゃ、という気持ちになりますね。
 結局、一日に二秒くらい訪れる「なにか作りてえ~」という気分を押しつぶす要因の中で最も濃いのは、質の低いものを作るのではないかという恐れなので、それを超すためには、恐れすら忘れる焦りが有効……自分の中から選択肢を奪う重要性ということですね。

 本当に書くことがないので、最近やってたゲームでも。
 先々月のPSPlusのフリープレイ対象だった「ソニックフォース」をずっとやってたらGWが終わったんですが、実はソニックというゲームはよくわからないと思っていて、勝手に疎遠な心持ちでいたシリーズでした。
 というのも、前にPSアーカイブで「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」をやった時、なんだこのちぐはぐなゲームは、と愕然としたんですね。高速移動がウリのハズなのに、どうやっても途中で詰まって立ち止まり、流れてくるリフトを待ち、ちょん切れた道から落っこちて、敵にぶつかってリングをばら撒き、およそ良くもないスコアでとりあえずゴールする……みたいな。後味の悪さにびっくりして、一周クリアして終わらせてしまった。
 「ソニックフォース」がPSPlusのフリープレイで出ても、へ~って思うだけでやらないつもりでいたんですが……トロフィーが欲しかったので、結局手を出しました。PSPlusというものを、トロフィーが無料で手に入るサービスだと思ってるので。

 それで結論から言うと、超面白くやってしまいました。
 このゲーム、周回が前提になっているので、ストーリーは一瞬で終わるんですね。30ステージだけで、今どきのゲームとしてはボリュームが少ないし、リングを1枚でも持っていれば死なないし、死んでもコンティニューが速いので、あっという間に終わる。この時点ではなんか、釈然としない気持ちがすごくて、何しろ、ハイスピードなアクションゲームかと思いきや、実態はハイスピードゆえの初見殺しゲーム、クリア時に突きつけられる残酷なスコア。これがしんどい。

 やっぱ苦手だな…と思っていたら、ED後に収集物を始めてからびっくらこくことになりまして……「ソニック」の味が出てくるのは、ステージの構造を覚え始めてからだからです。ハイスピード初見殺しアクションなら、初見でなくなれば殺す側はこちら側。今まで苦汁を呑ましてきたステージどもを、スタイリッシュなアクションでボコボコにしていける……これは、少年漫画の主人公覚醒と同じ仕組みです。成長を実感する時、人間の脳はえぐい濃度の脳内麻薬を分泌するのです。
 そんな感じに自信がつき、慣れてしまえばこっちのもので、結局ずっとやってしまいました。まあ、トロコンが目標だったのでプラトロを取って区切りという形なんですが、いつもはスルーするDLCも(無料ということもありますが)やり尽くすという感じで、楽しめました。高速周回系のゲームは脳をそれほど使わなくてもいいのも良いですね。
 
 どうぶつの森は相変わらずどっぷりやってたり、無料期間が今日までのNARUTO必死に読んでたりで、GWは瞬く間に終わってしまった……明日からは、何故か大事にプレイしてしまうがために途絶えていたFF7Rを再開していける……はず。

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