見出し画像

【詩】「雨の記憶」

文・写真 by 葉月なゆ


突然の雷雨。
篠突く雨で視界はけぶり、轟く雷鳴に鼓膜が麻痺する。
あまりの凄まじさに、遥か昔の雨の記憶が蘇った。

四十億年前に、
数千年間降り続き、
地表を冷やし、
海と大地を作ったという雨の記憶を。


いただいたサポートは、創作活動へ循環させていきます。