【エッセイ】表現するということ
先日、こちらの本を読みました。
染織家 志村ふくみさんのエッセイ集です。
子供の用事で図書館に立ち寄ったとき、ふと目に留まり、久しぶりに自分のために本を借りました。
貸出期間の間に、すべてを読み切ることはできなかったのですが、それでも志村さんの「表現」に対する姿勢や、染織で表現することの熱量をすごく感じました。
以前、こんな詩を書きました。感動を伝える手段はいろいろあって、いろいろあるからこそ世界は美しいのだと思うのです。
中学校のとき、国語の教科書で志村さんの文章を読んで以来、そのお名前は心に残っていたのですが、今になって、志村さんの染織は技術だけではなく、(もちろん高度な技術の裏打ちあってこそですが)「表現」だったのかとあらためて感じ入りました。
そして私は、文字で「表現」したいのだ、とも、あらためて思いました。
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