刃を研ぐ

昨日は、介護職員初任者研修の時の友達と一緒に、日本語教師養成講座の時の友達がやっているカフェに、ランチをしに行きました。友達二人が、意気投合!繋がるって素敵だなと思いました。ランチの後は、嵐山にお花見に行きました。ぽかぽか陽気で、天気も良くて、桜も満開で、最高でした。京都に暮らしていてよかったなあと思いました。

さてさて、「第7の習慣」の「第7の習慣」は、「刃を研ぐ」。木を切る時にノコギリが錆びていては、うまく切ることができません。刃を研ぐ必要があります。人間も同じで、できるだけ効率よく、大きな成果を上げたいのなら、日々、自分という道具を研いで、切れ味をよくしておくことが大切です。

では、具体的に何をすればよいのか?私たちは、「体」「心」「知性」「人間関係」の4つの要素で形作られています。この4つを普段からバランスよくみがいておくことが必要です。

体をみがくには、体に良いものを食べ、きちんと休みを取り、定期的に運動することが大切です。

心をみがくには、音楽を聴いたり、自然の中でリラックスしたりして、自分が心の奥からほっとできる時間を作る。そして、心を鎮めて、自分らしさを取り戻してください。

知性をみがくには、知識を増やしたり、色々なことを経験したりして、自分で考える力をつけることが大切です。世の中にある様々な考え方を知り、知識を増やして、自分の考え方を客観的にとらえ直すことが、大切です。

人間関係をみがくというのは、周りの人と上手に付き合えるようになるということです。これは、自分自身がよい感情を保つことに深く結びついています。

人を形作るこれらの4つの要素は、それぞれが助け合っています。どれか一つが欠けてしまうと、全体を引き下げます。

自分は「資産」、時間は「投資「」です。第2領域の「緊急ではないけれど、重要なこと」に時間をかけて、エネルギーを注ぐ必要があります。自分の能力という「資産」に、時間やエネルギーなどを「投資」するということが、とても大切です。

「早く結果を出したい!」と焦るあまり、自分の能力をみがくことを後回しにしてしまいがちです。これは、切れ味の悪いの凝りを必死に動かして、大木を切り倒そうとしているようなものです。これでは、いつまでも大木を切り倒すことができません。まず、「刃を研ぐ」ことが大切なのです。

自分という試算に対する投資ほど、確実で、大きな効果が望める投資はありません。

私は、統合失調症です病気がひどかった時は、この4つの要素をみがくことができませんでした。自分を責めて、無為に過ごしていました。本当にもったいないことをしました。仕事ができるまで回復した今は、4つの要素をみがいていけるまでになりました。体と心を大切にしたい。刃を研ぐことを大切にしたいと思っています。

病気があってもヘルパーの仕事ができるまでになった経験をまとめて、統合失調症の当事者や家族の方には、励みとなるメッセージを、周囲の方には統合失調症に対する理解をより深めてもらうための本を出版したいと思って、頑張っています。そのために、第2回全国出版オーディションにエントリーしました。応援よろしくお願いします。一人10票です。投票期間は、4月末までです。






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