人を赦すワーク

「鋼の自己肯定感」 宮崎直子さん著

夢を持つことの大切さ

昨日は仕事が急に休みになって、ぽっかり時間ができたので、映画を見に行ってきました。「ミセス・ハリス パリへ行く」を見に行ってきました。

中年のイギリス人家政婦が、ディオールのドレスが欲しくて、パリへ行くというストーリー。とにかく心がぽかぽかする映画でした。そして夢を持つことの大切さを教えてくれる映画でした。

昨日の夕方は、胃カメラの検査結果を聞きに病院に行かなければいけなかったので、映画の後は、カフェで読書をしながら、時間をつぶしました。

アウトプットするためには、やっぱりインプットが大切ですね。そしてインプットしたら、アウトプットしていく。そんなサイクルを私なりに回していければいいなと思っています。


人を赦すということ

今日も、宮崎直子さんの「鋼の自己肯定感」で学びたいと思います。昨日のブログで、他人と自分を赦すということについて、書きました。今日は、実際にどうやって人を赦すのかというワークについて、宮崎さんが書いておられることについてまとめたいです。

「怒り、恨み、自己否定という負の感情は、ウィルスのようなもの。世代から世代へ伝染するのだ」

「これに気が付いたあなたがすることはただ1つ。負の連鎖をあなたが断ち切ること」

「人を赦すことが、体と心に多大な影響を与えることは、様々な研究機関で研究されつくしている。」

「自分も含めた人を赦すことで、心臓病のリスクが減り、コレステロール値、睡眠の質、血圧、免疫力などすべてが向上するのだ」

「人を赦すことは、自分を赦すことと表裏一体で、いい人になるためではなく、自分の心の安定を保つためにすることだ」


人を赦すワーク

①これまでの人生で自分が赦せていない人はいるだろうか?全員の名前を書き出してみよう。
②一人ずつ思い浮かべながら「私は○○さんを赦します」というアファメーションを唱えよう。
③赦すのが難しい人については、その人自身が何らかの事情で傷ついたことを理解しよう。
④さらに一人ずつ思い浮かべながら「私は○○さんの幸せを願います」と唱えよう。

「人を赦す作業も簡単ではない。初めは向き合うことさえ苦痛なはずだ。
『私は○○さんを赦すことを少しずつ学んでいます』など、もっと言いやすいアファメーションから始めるといい」

「しかし、一番言いやすいアファメーションさえ言えない、その人の事を考えただけで怒りや恐怖で涙が出る、体が震えるといった場合は、アファメーションの前に感情をすべて吐き出す作業が必要だ」

「その人に対する怒りの気持ちを全てノートに書き出す。あるいは、誰もいない部屋で口に出して叫んでもいい」

「大事なことは、その人を赦すと決めたら、途中で止めないことだ」

「この感情の吐き出し作業は、何度もするものではない。まだ自分には赦す準備ができていないと思うなら無理することはない。今ならできると思えたなら、一度ですべて出し切るようにしよう。アファメーションは、最低3週間は続ける必要がある」


人を赦すという決意

宮崎さんはまた、「傷つける人こそ、本当に不幸になっている」とも書いています「Hurt people hurt people」。

宮崎さんは、「自己肯定感は決意である」とおっしゃっていますが、「人を赦す」ということも、「決意」だと、私は思います。「赦す」と決める。

もちろんなかなか赦せないことや人がいると思います。自分を深く傷つけた人を赦せないと思うのは自然ことです。

私の父は、私をすごく可愛がってくれたのですが、反面、私が自分の意にそわない言動をすると、私に暴力をふるいました。父に殴られて、頭を2針縫う怪我をしたこともあります。父が私にふるった暴力で傷ついた私がいますが、今は、父のことは赦せています。

結婚して、お姑さんと同居したのですが、お姑さんとの仲でも随分と苦労しました。傷つくこともいっぱい言われました。同居した10年間は、毎朝「今日は何を言われるのだろう?」と、胃が痛かったことを思い出します。
でも今は、お姑さんを赦しています。

人に対する、怒り、怖れ、恨みという感情。そんな感情を引きずっていたら、心が重くなり、前に進めなくなるのではないかと思います。

宮崎さんが書いておられる、「人を赦すワーク」。自己肯定感を高めるために、とても大切で、効果のあるワークだと思います。

怒り、怖れ、恨みといった感情を手放して、心にスペースを作れば、空いたスペースに愛や喜びといった感情を抱くことができるのではないかと思います。

分かってはいるけれど、難しいです。でも私は人を赦して生きていきたいです。

そして、怒り、怖れ、恨みではなく、愛を心に灯して生きていたいと思います。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

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