成功体験が楽しい

「聞き方の一流、二流、三流」 松橋良紀さん著
「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術」 赤羽雄二さん著


長男にアクティブリスニングできた

昨日は、仕事でした。今年初出勤でした。職場に着くと、職員さんが、
「今日も来てくれて良かった。暮島さんがいてくれると、なんかホッとする。いてくれるだけでなんか違うわ」と言ってくださいました。とても嬉しかったです。昨日も心を込めて働きました。

家に帰って、オフにしていたスマホの電源をオンにしたら、長男から、「電話で話したい」と言うメッセージが。なので、長男に電話しました。長男と話すのは、半年ぶり位でした。

契約社員で働いていたけど、4月から正社員として働くようになれたこと、一昨年の年末に結婚した奥さんと、喧嘩をすることもあるけど、お互いに支え合いながら、元気で暮らしていることなど、色々話してくれました。

長男の結婚をめぐっての私の元夫(彼の父親)との気持ちの食い違い、それでどれほどもやもやとした思いをしたことかなども、話してくれました。私はそれをアクティブリスニングしました。

彼の奥さんは、かなり繊細な人です。一昨年、彼女から私に「死にたい」と電話がありました。私はびっくりして、彼女に電話して、いっぱいアドバイスをしてしまいました。まだアクティブリスニングに出逢う前のことです。彼女はただ、話を聞いて欲しかっただけなのです。寄り添って欲しかっただけなのです。それなのに私がいっぱいアドバイスしてしまい、彼女の心にはもやもやが残ってしまったみたいです。

それ以来彼女とも、長男とも、ぎくしゃくしてしまいました。それがずっと心に引っかかっていました。

昨日は長男の話をしっかりとアクティブリスニングすることができました。信頼口座に貯金をすることができました。嬉しかったです。

そのことを聞いて欲しくて、友達で、アクティブリスニングのルームをされているKyoko Iwataさんに電話しました。Kyokoさんは、ポジティブフィードバックを交えながら、しっかりと聞いて下さいました。なんだかすごく心がぽかぽかと温まりました。

アクティブリスニング、やっぱりすごいなと思いました。次に長男から電話がかかってきたときには、もっとしっかり聞ける人になりたいです。

今日も、「聞き方の一流、二流、三流」と、「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術」で学びたいと思います。


性格を変えることもできる

「対人関係が苦手なんです」
「人の反応が気になりすぎて疲れるんです」

「このような悩みの場合は、スキルを学んだだけでは改善に至らないことが多いです。それは心の深い部分で、心のブレーキが生きづらさの原因になっているからです」

「根っこの部分を変えた方が、とても短い時間で変容が起きることも確かです」

「交流分析の創始者エリック・バーンは、幼少期につくられたビリーフ(信念・思い込み)は変えることができないとしました。

しかし再決断療法を生み出したグールディング夫妻は、幼児期とはいえ、自分が決断して作ったビリーフなのだから、自分で変えることができるとしました。そして、そのと決断に影響を与えるビリーフを「13の禁止令」に分類しました」

あなたを苦しめる幼少期の「13の禁止令」 | 人生の99%は思い込み――支配された人生から脱却するための心理学 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

「私はこれらの禁止令をさらに発展させて。50個の禁止令に体系化して、マインドチェンジ療法と名付けました」

「禁止令では、「存在するな」「重要であるな」「人に近づくな」「人に関わるな」等がよく知られていますが、禁止令を理解すると、自分の性格や行動パターンの理由もわかるようになります。その禁止令を取り外すと、短期間で変容が起きるようになってきました」

「たとえば、『人の目が気になってしょうがないんです』と言う悩みの場合、『重要であるな』『目立つな』『注目を浴びるな』と言う禁止令が原因かもしれません。この禁止令を持つ人は、自分に自信がなく、注目を浴びないようにひっそりと生きています」

「ほとんどの人は、性格は生まれつきのものだと思い込んでいます。しかし、生まれた時から自信がないとか、注目を浴びてはいけないと思う赤ちゃんはいません」

「何かしらの出来事で、『注目を浴びると危険だ』という決断をしてしまったのだと考えます。その出来事は、なにかの未完了が元になります」

「一流は、未完了を聞くことで悩みを解決して、性格を変えることもできることを知っているのです」

「一流は、性格を変えることができる」

この「禁止令」には、私も随分と縛られていると気づきました。父や二人の母からの言葉がけでのものです。私を縛っている禁止令は、「子どもであるな」「お前であるな」です。幼少期の環境、言葉が53歳になった今でも私を縛っているのです。

でも松橋さんは、その禁止令や行動パターンを知ることで、自分の性格を、自分自身を変えることだ出来るとおっしゃっています。これは、私にとって大きな希望になります。


成功体験が楽しい

自分が変わっていくためには、小さな成功体験を積み上げていくことが大切だと思います。

赤羽雄二さんは、アクティブリスニングをすることで、小さな成功体験を積み上げることができるとおっしゃっています。私自身も、昨日、長男にアクティブリスニングができたことで、小さな成功体験を味わうことができました。

「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術」で学んでみたいと思います。

「アクティブリスニングがきちんとできるようになると、相手の態度、表情、こちらへの姿勢が変わります。しかも、あっという間に変わります」

「部下もうって変わって委縮しなくなり、明るくなり、おしゃべりになります。無口だと思っていた人、話しづらいなと思っていた人、きっと信頼もされていないんだろうなと思っていた人がどんどん話してくれるようになります」

「『え、そんなに?』と驚きつつも、この成功体験はとても楽しいものです」

「人とよい関係になり、明るい顔を見るのは最高に楽しいことのひとつだろうと思います」

「幸せホルモン、オキシトシンも出ていることでしょう」

「誰でも、人間関係の悩みが減っていきます。人に好かれること、信頼されることが増えていきす。仲間外れにされているという不快さが減っていきます」

「自信のなさもあまり気にならなくなります。いつの間にかうきうきしてきます」

「人の話が聞けるのって楽しいことだなあ、いいことだなあ、何でもっとやってなかったんだろうなあ、と心から思うようになります」

赤羽さんがおっしゃっているように、人の話を聞くことの楽しさと良さを、昨日、長男にアクティブリスニングして、実感しました。赤羽さんのおっしゃるように、「何でもっとやってこなかったのだろうな?」と思いました。

長男にだけではなく、次男にも伯母にも、弟や弟のお嫁さんや友達「、その他私の関わる人に対しても。

今から。ここから。そう、大切なのはこれからです。私は欠点のたくさんある人間ですが、素直なところは、自分の長所だと思っています。変わりたいと思っているところも長所だと思っています。

「禁止令の縛りを解く」「アクティブリスニングがもっとできるようになる」その二つを目標に頑張りたいです。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。


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