統合失調症でも幸せに生きられるVol23

同志社で学べたことのありがたさ

今日は親友のさくらのお母さんと電話で話しました。次男が私の家に来てくれて、とても楽しくて、嬉しかったことをおばちゃんに話しました。おばちゃんは、とても喜んでくださいました。

おばちゃんには、私は大変お世話になっています。私は中学3年生だっと時に一人暮らしをしていました。親の仕事の都合でです。そんな私に、おばちゃんは、週に二回お弁当を作ってくださいました。「一つ作るのも、二つ作るのも変わらへんから、気にしんといて」と言って。私の心に沁みました。たぶん、私はおばちゃんがしてくださったことを一生忘れないと思います・それくらい心に沁みました。

その後も、長男を出産してくださったときに、お手紙と絵本を送って下さったりして。今は、毎年母の日に、さくらを通じて、クッキーなどを届けています。今も交流が続いています。私の大切な恩人です。

そのおばちゃんと、「同志社で学べたことのありがたさ」について、話しました。

私もさくらも中学校から同志社で学びました。中学・高校・大学と10年間学びました。同志社は、新島襄が創立した、クリスチャンの学校です。毎朝チャペルで礼拝を守りました。細かい校則も無くて、服も私服で、自由な校風の学校でした。私は同志社で、素晴らしい友達に出逢いました。友達とは、今もずっと交流が続いています。私が、統合失調症になっても、離婚しても、みんな温かくつきあってくれます。この友達との出逢いが、私にとっては、かけがえのない財産になっています。

同志社は私学です。学費も高いです。中学校から大学まで、それを払い続けてくれた両親に、とても感謝しています。そんな高い学費を払ってもらいながら、勉強そっちのけで、遊んでばかりいた私。両親に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

おばちゃんと電話で話した後、継母に電話しました。継母は、今、癌の闘病中で、入院中です。継母に、
「同志社で学ばせてくれて、本当にありがとう」
と言ったら、
「いい友達がいっぱいできて良かったね。あなたの力よ」
と言ってくれました。継母にも亡くなった父にも、親孝行らしいことをしていない私です。それどころか、統合失調症になって、入院したりと、いっぱい心配をかけました。
「これから、親孝行するから、長生きしてね」
と言ったら、
「あなたが幸せでいてくれることが、最高の親孝行やわ」
と言ってくれました。なんてありがたくて、慈悲深い言葉でしょう。

継母とは、しっくりこない時期もありました。でも、長男を出産するときには、駆け付けてくれて、寒い病院の廊下で一晩、長男が生まれてくるのを待ってくれたり、長男と次男をかわいがってくれたりと、本当にお世話になりました。継母が退院したら、笑顔で会いたいと思います。

愛情に飢えて育った気がしていたけれど、私は、たくさんの人に愛されて育ったのだなあと思います。そのことに感謝したいです。

私の核を作ってくれた同志社。そこで学べたこと、素晴らしい友達に出逢えたことに心から感謝しています。

同志社で学んだこと、卒業してから私が得た経験。それらを基に、人のために貢献していける人生を送っていきたいです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?