話して、放して、離す

「聞き方の一流、二流、三流」 松橋良紀さん著
「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術」 赤羽雄二さん著

電話依存に逆戻り

昨日は、夕方からLAUNDRY CAFEの英語のmeet up に参加しようと思っていたのですが、駅伝のため、バスの交通規制があるみたいで、時間が読めなかったので、お休みさせてもらいました。明日からの仕事も頑張りたいし。

と、いうことでぽっかり空いた時間。またまた友達や弟に電話してしまいました。電話依存に逆戻りです。

弟に電話したら、「用事がないのに、誰かの声が聞きたいからって、電話するのは、ある種の病気やで」と。「相手の人も用事とかしているわけやから、迷惑とかも考えないと」と。「ブログにはいい事を書いているんやから、実践しないと」と。弟の言う通りです。反省です。電話依存、克服したいです。

弟への電話を切った後は、次男が買ってくれた掃除機で、部屋の掃除をしました。便利!掃除機!掃除が苦手な私。次男に、「掃除機買ってあげたんだから、部屋ピカピカにしてよ」と、若干プレッシャーをかけられています頑張ります。次男の優しさに感謝です。

お正月に、次男が来てくれる予定なので、掃除と料理を頑張りたいです。今日は、メニューを考えて、買い物するものをメモしました。楽しいお正月になるといいな。


今日も「聞き方の一流、二流、三流」と「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術」で、学びました。


悩みを「話す」、悩みを「放す」、悩みを「離す」

「部下や後輩から、心理的な悩みを相談されることがあるでしょう。技術的な相談なら、アドバイスや解決策を提示する必要があります。しかし、心理的な悩み相談には、アドバイスや解決策よりも大事なことがあります。

三流はアドバイスをしまくります。自分の話にすり替えて、武勇伝などを語りだします。もちろん部下の気持ちは、全く無視です。自分では『我ながらいい話をしてあげたなあ』とご満悦。

では、二流はどうでしょうか?二流は、前向きな言葉を伝えて、励まします。自分語りをしない分、三流よりはましですが、こちらも部下の気持ちは置き去りです。

では、一流の場合はどうか?

部下「最近、お客さんに不快な思いをさせてしまうことが多いのです。昨日なんて、お得意様のCさんに怒られてしまいました。やっていける自信がないです」

一流「そうなんだ。怒らせたり不快な思いさせてばっかり・・・。Cさんに怒られちゃったんだ…。もうやっていける自信がないって思ってるんだね」

このように一流は、自分語りをしたり、簡単に励ましたりという事はせず、まずは、相手の話を聞き、感情や気持ちを、しっかりと受け止めます。

人が誰かに悩み事を打ち明ける時は、心のバケツが泥水で満タンになっている状態です。

一流は、バケツの中の泥水を少しずつすくい取って、きれいな水が入るようにします。つまり、相手が心の中にたまっているネガティブな感情を吐き出したら、そのまま受け止めて共感することに徹します。

悩みを「話す」は、悩みを「放す」ことでもあり、悩みを「離す」ことでもあるのです。

悩み相談を受けた際は、相手がネガティブな感情をきちんと放して、離せるように、アドバイスをせずに話を聞くことが何よりも大切です」

「一流は、話して放して放すことの大事さを知っている」


人間力を上げる

「アドバイスをせずに人の話を聞く」。赤羽雄二さんが、「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術」でおっしゃっている「アクティブリスニング」と同じです。

アドバイスをせずに人の話を聞くって、簡単なようで本当に難しいです。自分ではできてきたような気がしていたのですが、今日の松橋さんの「一流は、話して放して放すことの大事さを知っている」という個所を読んで、「まだまだ、私はできていないな」と思いました。つい、アドバイスをしたくなるし、話を聞いてもらいたくなってしまいます。

悩みを「話す」は、悩みを「放す」ことでもあり、悩みを「離す」ことでもある。誰かの話を聞いて、共感することによって、その誰かが悩みを手放し、悩みから離れて、一歩踏み出すきっかけを作ることができるのです。


赤羽さんは、「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術」の中でこう書かれています。

「人の悩みを聞き、ラクにしてあげることを続けていると、確実に人間力が上がっていきます。自分の悩みを相対的に見て、前よりずっと客観視できるようになっていくからです。客観視できると、世の中にはいろいろな人がいることが分かり、色々な価値観があることが分かり、そのどれがいいとか悪いとか、自分と違うからよくないとか、そういうものを超越できるようになっていきます。
 
許容できる幅が広がる、多様な価値観への理解が深まる、それが人間力が上がっていくことだろうと思います」

信頼できる人に悩みを話すことによって、それを手放し、そこから離れて、一歩踏み出すことができる。

悩みを徹底的に聞くことによって、多様な価値観を受け入れて、自分自身の人間力を高めることができる。

「話すこと」そして「聞くこと」は、本当に大切なのだと思いました。

「聞ける人になる」それは今の私の課題です。逃げずに、流されずに取り組んでいきます。前に進める時ばかりではないかもしれない。時には後ろに戻ってしまう時があるかもしれない。でも、歩みを止めずにいたいです。

最後まで、読んで下さり、ありがとうございました。





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