統合失調症でも幸せに生きられるVol36

「違いを認め合える会」Crossroads 


Crossroads のかき氷パーティー

昨日はCrossroadsの集まりをしました。Crossroadsは、私のカウンセリングの先生の上倉妙さんと私が主宰している会です。月に一回、妙さんのお宅で、集まりを開いるています。先月は、バーベキューをしました。昨日は、かき氷パーティーをしました。毎回、参加者の方が季節の食文化が楽しんでくださように、妙さんと計画しています。

かき氷と言っても、甘ったるいシロップをかけるだけのかき氷とは違います。白玉や、小豆や、スイカやバナナや、ココアパウダーや抹茶パウダーや練乳や、黒蜜を用意しました。

本格的な手回しのかき氷機で、氷を削ったら、思い思いのトッピングや味付けで、自分オリジナルのかき氷を作って、食べてもらいました。

参加するはずだった、台湾の方が急遽キャンセルになり、今回は、日本人だけの参加者でしたが、和やかに楽しく過ごすことができました。


Crossroadsを始めようと思った理由

Crossroadsは、昨年の1月から、活動を始めました。以来、少し休んだ月もあるけれど、ほぼ毎月、妙さんのお宅で、集まりを開いています。

私は、英語が好きで、外国の方と話すのが好きです。なのでよく英語のmeet upの集まりに参加していました。「いつか自分でも主宰してやってみたいな」と、思っていました。そんな気持ちを妙さんに話したら、「うちでやってみたら?」と、提案してくださいました。思いをカタチにする機会を得たのです。

Crossroadsを始めようと思った理由は、居場所づくりと、気軽に何でも話せる場を作りたかったからです。かつての私は、それを求めていました。

私は、22歳の時に、僧侶と結婚して、中国山地の寺で暮らしました。友達は誰もいませんでした。知り合いも、誰もいませんでした。淋しくて仕方なかったです。その時感じた淋しさや孤独感が、Crossroadsを主宰しようと思った原点になっています。

統合失調症を発症して、離婚して、京都に戻ってきたのですが、病気の方や、離婚など辛い思いをされた方にも、ぜひCrossroadsに参加していただければと思っています。安心して話をする場、聞いてもらう場って必要だと思うのです。


Crossroadsの目指すもの

Crossroadsは「違いを認め合える会」を目指しています。国籍が違っても、育ってきた文化や背景が違っても、年代が違っても、そして、病気があっても無くても・・・自分と違う人を排除するのではなくて、その違いを認め合って、理解しあえたら、きっと素敵な社会になると思うのです。そんな風に違いを認め合える会を目指しています。

今まで、色々な国の方が、Clubhouseの集まりに参加してくださいました。年代も色々です。そして、統合失調症のご家族がおられる方や、統合失調症や、鬱病に罹患したことがある方も、参加してくださいました。

外国の方は、日本の良さを改めて、私たちに教えてくださいました。

統合失調症や、鬱病に罹患された方、そして、統合失調症のご家族の方がおられる方は、差別や偏見、そして、社会の無理解に苦しんだ事を話してくださいました。

Crossroadsが、安心して自分の気持ちを話せる、「心の安全基地」になれればいいと思います。


これからのCrossroads

これからも、Crossroadsの活動を続けていくつもりです。参加してくださった皆さんが「来てよかった」「なんかホッとした」と思ってくださるような会にしたいです。

そして、今は、妙さんと私の二人でやっていますが、運営を手伝ってくださる方が増えたらなあとも思っています。

色々な国の方や、バックグラウンドを持った方に参加していただきたいです。そして、たとえば、外国の方が抱えておられる困りごとを解決するお手伝いなどもできたらと思います。

また、統合失調症をはじめ、心の病を抱えている方や、そのご家族の方にも、参加していただきたいです。話すことで、きっと心が軽くなると思うからです。

参加してくださった方のフィードバックを生かしながら、よりよい会になるように、努力していきます。

妙さんの家は、京都の左京区にあります。お近くの方がおられたら、ぜひご連絡ください。

Let’s have fun!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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