最優先事項を優先する

昨日は、朝Clubuhouseを聞いてから、伯母の家に行ってきました。ほぼ週一回、手伝いに行っています。89歳で、一人暮らしをしている伯母。私に話したいことがいっぱいで、それを聞いていると用事がはかどらないのですが、できるだけ、アクティブリスニングを心がけました。伯母はとても嬉しそうでした。

さて、「7つの習慣」の第3の習慣は、「最優先事項を優先する」です。やりたいこと、やるべきことがたくさんあると、どうしても時間に追われてしまいます。そして時間に追われているうちに、大切なことを見落としてしまいます。時間の使い方で気を付けないといけないことは、第2の習慣の「なりたい自分」になるためにすべきこと、「人生のゴール」という視点を忘れずに、自分にとって一番大切なことを最優先させることです。

「最優先事項を優先する」ために、まず見極めなければいけないことは、「自分にとって、一番大切なことはなにか?」ということです。そのためには私たちの行動を4つに分けて捉える必要があります。

第1領域 緊急であり、重要でもあること

期限のある仕事・大切な人との約束・差し迫った問題への対応・ケガや病気の治療など、緊急で、「これをやらなければまずいことになる」という重要性も備えているものがこれに入ります。

第2領域 緊急でないけれど、重要なこと

自分の将来について考える・ステップアップのための勉強・重要な人との関係づくり・体調管理(食事、睡眠など)など。「なりたい自分」や「人生のゴール」を実現するための勉強は「今すぐやらなくては!」と追い立てられるものではないけれど、とても重要です。体力づくりや、力を回復させるための休息も、ここに入ります。

第3領域 緊急ではあるけれど、重要ではないこと

急に頼まれた雑用・付き合いのための意味のない食事・突然の来客対応等、「今すぐ」を求められるけれど「人生のゴール」を意識しながら見ると、実はそれほど重要でないものが、ここに入ります。

第4領域 緊急でも重要でもないこと

ひまつぶしのゲーム・だらだらと見続けてしまうテレビ・友達とのおしゃべり・意味のない長電話やメールのやり取りなど、今すぐやる必要もなければ、やったからといって、「なりたい自分」「人生のゴール」に近づけるものではないものが、ここに入ります。


一番大切な事は、第2領域に入っています。できるだけたくさんの「今」を第2領域に注ぐことが大切です。「緊急でないけれど、重要なこと」のための時間を増やす必要があります。

第2領域を増やすためには。他の領域に使っている時間を減らして、第2領域にまわせばいいのです。そのためには、引き受けるべきではないと思ったら、時には、勇気を持って断ることも必要です。そして、「人の力を借りる」という選択肢を持つことも必要です

第3の習慣、「最優先事項を優先する」を身につければ、体力や気持ちにゆとりが生まれます。ゆとりは、自分なりの考えを持ったり、重要なことにもっと深く取り組んだりすることにつながります、よい循環が自然に生まれて、毎日が大きく変わっていくはずです。

「最優先事項を優先する」、私にとっては、とても大切な課題です。Noと言うのが苦手で、人の力を借りるのも苦手だからです。抱え込みすぎて、統合失調症の病気を発症してしまったのかな?とも思います。

今の私の最優先事項の、「本を出版する」ということと、「仕事で、信頼される人になる」ということに、時間とエネルギーを注ぎます。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

暮島葉月



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