まず理解に徹し、そして理解される

私の暮らす京都は、桜が満開です!街が華やいでいます。昨日は、中国人の友達と、岡崎公園→洛西→祇園の夜桜と、一日桜を満喫しました。今日は、本当は、鴨川でお花見の計画をしていたのですが、あいにくの雨だったので、ランチ会に変更して、インドネシア料理屋さんに行きました。ランチの後は、木屋町のフラメンコカフェ&バーに行ってきました。カナダ人、インドネシア人、中国人、日本人というメンバーで行ってきました。年代も20代から70代と幅広くて、国籍もばらばらで…でも一緒に楽しい時間を共有できました。楽しかったです。若い子の夢を聞いたりして、刺激を受けました。

さてさて、「7つの習慣」の「第5の習慣」は「まず理解に徹し、そして理解される」dす。

相手を分かっていなかった、わかってもらえなかったという経験は、誰にでもあると思います。人はみんな、それぞれ違ったものの見方を持っています。だから、わからなくなってしまうのは、当たり前の事です。相手の見方を分からないままにしていると、その相手との関係を思うように育てることができません。

違う見方をしている人同士では、どんなに簡単な問題も解決することはできません。だから、まずは相手の見方を理解することから、始めなくてはいけません。相手の見方を理解するには、まず「聞き上手」になることが大切です。アクティブリスニングです。相手の置かれている状況や立場を思いやりながら、言葉の奥にある本音を理解するのが、大切です。相手に共感しながら聞くということが大切です。相手を理解しようと、まずは相手の身になって聞いてみることが必要です。

私たちが、ついついやってしまう「間違った聞き方」、それは「自叙伝的反応」です。自分の視点で、「賛成する・反対する」などの評価をしたり、自分の経験をもとにアドバイスすることを「自叙伝的反応」とよびます。これでは、相手の心を開くことができません。「相手を理解したい」というより、「自分の経験を分かってほしい」という気持ちの方が、強く前に出てしまっているからです。

まず相手を理解する。それから自分を理解してもらう。この順番が大切です。なぜこの順番が重要かというと、人が「理解したい」と思うのは、信頼できる人だけだからです。

自分の事を伝える時のコツは、「相手が理解しやすい言葉を選ぶ」ということです。自分がどうしたいのか・どうなりたいのかを他の誰かと分かち合うことは、とても大きな力になります。自分のゴールを人と分かち合うのは、自分にとって大きな力となるのです。

私は伝えたいことがありすぎて、ついつい自分の想いを話してしまいがちです。そうではなくて、まず聞く。アクティブリスニングをする。相手の事を理解する。それに取り組みたいと思います。そうすれば相手も自分も幸せな、Win-Winの関係を築くことができます。顔晴ります。

私は統合失調症です。色々大変なこともありましたが、今は介護の仕事をするまでに回復しました。人は、一人では生きていけません。私が、ここまで回復したのは、もちろん自分自身も努力したこともあるのですが、社会の皆さんと繋がって、サポートをもらったからです。

その過程を本にして、病気の当事者と家族の方には、励みとなるメッセージを伝えて、周囲の人には、統合失調症に対する理解をより深めてもらうという活動をしています。

その一環として、第2回全国出版オーディションにエントリーしました。エントリーナンバー2番、ペンネーム暮島葉月です。応援よろしくお願いいたします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?