「夢の住人」になる

「赤羽さんからのアドバイス」

今朝はClubhouseno赤羽雄二さんの「なんでも相談カフェ」に入らせてもらいました。そこで、「本を出版したい」「文章を書いて生計を立てていきたい」という私の夢を話させてもらい、赤羽さんからアドバイスをいただきました。

私のブログが同じテーマ、「『統合失調症でも幸せに生きられる』というテーマに偏っているから、もっといろいろなテーマで書いてみたらどうか?」とおっしゃいました。なるほど~。

なので、ちょっと今日は趣向を変えて「夢」について書こうと思います。

夢について書こうと思ったけれど、「夢について」ってかなりざっくりしたテーマ。でも頑張って書きたいと思います。


子供の頃の私の夢と父の会社の倒産

みなさんは子供の頃どんな夢を持っていましたか?プロ野球選手?お医者さん?ケーキ屋さん?お花屋さん?

私は、弁護士になるというのが夢でした。なんか弁護士ってかっこいいなあと思っていたからです。

それから、アメリカに留学するという夢。これは英語が好きだったからです。ゴールデンブリッジやマンハッタンや、ブローウェイの写真などを見たら、なんだかワクワクしました

そんな夢に向かって、中学時代と高校2年生の頃まで、すごく勉強を頑張っていました。バスケ部の部活も頑張っていました。

でも、私が高校2年生の時に、父の会社が倒産してしまいました。それはショックなことでした。「経済的な理由で、大学には行けないかもしれない」と思ってしまったのです。それまで頑張っていた勉強に身が入らなくなってしまいました。部活も退部してしまいました。私は下宿して一人暮らしをしていたのですが、その下宿を抜け出して、夜の街に遊びに行くようになりました。

当然成績は急降下。父と継母はお金を工面してくれて、私を大学に行かせてくれましたが、行きたかった法学部か英文科には進学することができずに、私の成績で行ける、文学部の美学及び芸術学専攻に進学することになりました。夢をあきらめたのです。

僧侶と結婚・出産・児童英会話講師

大学に入ってからも、夢とか目標がなかった私は、勉強せずに遊んでばかりいました。バイトをしては旅行に行ったり、ダイビングをしたり、飲みに行ったりといった日々でした。一生懸命お金を工面してくれた父と継母に、申し訳なかったなあと今は思います。

そんな私は縁あって、僧侶である元夫と出逢い中国地方の山寺に嫁ぐことになりました。街の灯りが大好きだった私。父も継母も友達も、「そんな田舎のお寺で、本当にやっていけるの?」と心配しました。でも、元夫を深く愛していた私は、そんな言葉を振り切って、田舎のお寺での暮らしに飛び込みました。22歳でした。

そして23歳で長男を、26歳で次男を出産しました。幸せの絶頂にいるはずの私。確かに息子たちの誕生は、私に大きな喜びを与えてくれましたが、心の中にはもやがかかっていました。お姑さんの存在です。お姑さんとの関係に、私はとても苦労しました。

今の歳だったら、もっとうまくやっていけたと思います。でも、当時の私は若過ぎました。
「働きたい!」
と強く思いました。そして、元夫も協力してくれて、自宅で児童英会話教室を開き、小学生と中学生に英語を教えることになりました。

この児童英会話講師の仕事は、とてもやりがいがありました。昼間は寺の仕事の手伝いや家事をしなければいけなかったので、夜、息子たちを寝させた後、自分も眠り、2時am頃に起きて、授業の準備をするという生活を9年間しました。

慢性的な睡眠不足と過労、そして実家で起こった問題から、統合失調症を発症してしまい、大好きだった児童英会話講師の仕事をやめざるを得なくなってしまいました。それはすごく辛かったです。

でも、生徒の何人もが、私の教室のおかげで英語を好きになってくれて、留学したり、希望していた高校や大学に進学してくれました。生徒たちの夢を叶えるお手伝いができました。そのことは、私の人生を彩ってくれています。なんというか、児童英会話講師の仕事を私は、
「やり切った!」
と思えるのです。もちろんそれは、元夫や、息子たちがバックアップしてくれたから。元夫と息子たちには感謝の気持ちでいっぱいです。


「夢の住人」になり、「未来の住人」になる

私たち人間は、「言葉」でできています。言葉には「言霊」があります。

医学博士で農学博士の佐藤富雄先生は、
「わたしたちは、言霊の力によって過去や未来へ旅することができます」

「言霊には、タイムマシンのような魔法の力があるのです」

とおっしゃっています。タイムマシン・・・

「あの時辛かったな。苦しかったな」と過去を振り返って思えば、その辛さが蘇って来て、脳内でストレスホルモンが分泌されて、心身にさまざまな悪影響を及ぼすそうです。心と身体が「過去」に戻ってしまう。タイムスリップしてしまうそうです。「過去の住人」になってしまうのだそうです。

反対に、夢を語り、輝かしい未来を語ることによって、私たちは「夢の住人」になることもできると、佐藤富雄先生はおっしゃっています。「未来の住人」になることができるのだそうです。

「夢の住人」、「未来の住人」。なんだかワクワクしませんか?

そして、佐藤富雄先生は、
「たくさんのボキャブラリーを持っている人は、より多くの、そしてより色彩豊かな夢を思い描くことができます」
とおっしゃっています。言葉って、本当に大切なのですね。意識したいと思います。

私の夢。ずっと思い描いている夢は、「本を出版する」ということ。毎朝のゼロ秒思考のメモ書きでも必ずその夢を書いています。そう言えば、高校生の頃、作家になりたかったこともありました。揺るがない、私の「本を出版したい」という思い。これほど強く願ったら、
「神様の方が根負けして、叶えてくれるのではないかな?」
と、思ったりさえもします。

そう簡単に叶えられる夢ではないけれど、だからこそチャレンジのし甲斐があります。

「過去の住人」でいるのではなく、「夢の住人」、「未来の住人」でいられるように、言葉を意識したいです。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

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