統合失調症でも楽しく生きられるVol12

第2の習慣・終わりを思い描くことから始める

3年後に自分の葬儀があったとしたら

今読んでいる「7つの習慣」。第2の習慣は、「終わりを思い描くことから始める」です。少しだけ、まとめてみます。

3年後に、自分の葬儀が行われるとしましょう。その葬儀に参列した人たちに、自分自身を、そして自分の人生をどう 語ってほしいか?書き出してみましょう。どんな人が参列していて、誰が、どんな弔辞を読んでくれているでしょう?

自分の人生の最後を思い描き、それを念頭において、今日という一日を始めるのです。そうすれば、本当に大切なことに沿って、今日の生き方を、明日の生き方を、来月の生き方を計画することができるのです。

人生が終わる時をありありと思い描き、意識することによって、自分にとってもっとも重要な基準に反しない行動をとり、自分の人生のビジョンを有意義なかたちで実現できるようになるのです


目的地を決める

終わりを思い描くところから始めるというのは、目的地をはっきりさせてから、一歩を踏み出すことです。目的地が分かれば、現在いる場所の事もわかるから、正しい方向へと進んでいくことができます。

まず「どういう人生にしたいのか」「どんな自分になりたいのか」というゴール、つまり人生の「終わり」を思い描くことが大切なのです。

家を建てる事を考えてみましょう。家の設計図がなければ、家を建てる事はできません。思い描いた家を設計図にして、建築計画を立てる。これが完了してようやく工事が始まります。

ビジネスも同じです。ビジネスを成功させたいなら、何を達成したいのかを明確にしなければなりません。

同じ事が子育てにも言えます。自分に責任を持てる子に育てないなら、そのことを頭に置いて、毎日子供と接する。そうすれば、子供の自制心を損なったり、自尊心を傷つけたりすることはないはずです。

終わりを思い描くことができれば、力強く自分の人生を引っ張ってく「自分のリーダー」になることができるのです。

すべてのものは、二度つくられます。まず頭の中で創造され、つぎに実際にカタチあるものとして、創造されるのです。

自覚、想像、良心という能力を働かせれば、第一の創造を自分で行い、自分の人生の脚本を自分で書くことができる。


ミッションステートメント

終わりを思い描くことから始める習慣を身につけるには、個人のミッション・ステートメントを書くことが、最も効果的です。

どのような人間になりたいのか?
何をしたいのか?
それの土台となる価値観と原則は?
ということを書き出します。

個人のミッション・ステートメントは、その人の憲法であるともいえます。


原則中心で生きる

私たちは、何を中心に生きているでしょう?仕事?家族?お金?・・・いろいろあるでしょう。

「7つの習慣」では、原則中心に生きるということが書かれています。そうすれば、ブレません

原則は、どんなものにも影響されません。原則は不変です。他者の行動、周りの状況、その時代の流行などに影響されることは、ありません。

私は、「貢献」を原則に置いています。原則を中心にして、役割やゴールを考えることで、いくつもある選択肢を、一歩引いて眺めることができます。そして、全体のバランスをよく考えて、自分にとって一番よい近道を選ぶことができます



第2の習慣を意識する

なるほどー!

日々の忙しさに追われていて、自分の葬儀に、誰が参列して欲しいか?どんな人だったと言われたいか?どんな人生だったと言われたいか?など考えてこともなかったです。

私は今53歳なのですが、34歳の時に、統合失調症を発症して、入退院を繰り返したり、離婚したりして、息子たちには、ずいぶんと寂しい思いや、不安な思いをさせました。そのことで、自分を責めて苦しんだこともあります。

でも、でも、自分や他人を責めても、何も解決しません。苦しいだけです。

どんな人生にも、必ず「終わりの時」が来ます。その「終わりの時」に向かって、どう生きていくか?どうありたいか?を考えて、行動して生きていきたいです。

私の夢の一つ、本を出版するということもカタチにしたいです。

今日お誕生日を迎えられた利用者さんの年齢は97歳までは、あと45年もある!頑張ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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