見出し画像

30年の中でもトップクラスのショック…清水エスパルスに思うこと

Jリーグができた頃から、静岡に住んではいないけどずっと清水エスパルスのサポーターです。
ずっとずっと応援し続けて、ここぞという時に勝てなくて期待を裏切られることも多かったけど、それでも応援することをやめられませんでした。
2023年12月2日、J1 昇格プレーオフ決勝・東京ヴェルディとの試合が国立競技場でありました。
その試合を観た感想と、このチームに対して思うことを忘れないうちに残しておこうと思います。

チームの大一番、駆け付けないなんてあり得なかった

エスパルスは、肝心な時にプレッシャーに弱いのか…
今季も絶対に勝たなければならない試合で引き分けや負けを喫してきました。
一時は19位まで落ちて、J3降格争いをしなければならないのかという恐怖の中、秋葉監督に代わって今度はJ1昇格が後半になるにつれて現実的になってきて。
「チームの雰囲気もいいし、このまま自動昇格できたら…」
そう願いながら、毎試合応援してきました。
ロアッソ熊本戦に負けて、いったんは自動昇格圏から滑り落ちたと思ったものの、ライバルのおかげで首の皮一枚つながって。
そして最終節の水戸戦にも引き分けて、自動昇格はよりにもよってジュビロ磐田に持っていかれて。
昇格プレーオフに回るという絶望感は半端なかったです。
それでも、何とか昇格プレーオフ初戦のモンテディオ山形にドローとなり、ギリギリで決勝へ。決勝は勝たなければならないという条件で、相手は東京ヴェルディに決まりました。
この時は「今度こそ。もう絶望感を味わいたくない。絶対に国立に駆け付けよう」と思っていました。

国立に駆け付けて観た天国と地獄

試合を緊張で吐きそうになるくらい、キリキリした思いで観て、声援を精一杯送って。
一度は、PKでサンタナが得点し先制。
このまま逃げ切れば…一瞬頭によぎったし、このまま試合が終わってほしいとどれだけ願ったことか。でもサッカーの神様は残酷。
残念ながら、後半アディショナルタイムでPKを与えてしまい、同点にされて終わってしまいました。
またも、手中に入りかけていた昇格切符を逃す結果に、涙しかありませんでした。
恐らく30年間応援し続けてきた中でも、トップクラスのショックと絶望感。このチームはなぜ肝心な時に、いつも勝てないのだろう。
どうして、こんなにも残酷な結果になったのだろう。
それでも、選手たち・監督・チームの関係者が頑張っていなかったはずはないし、そして何より同じく応援するサポーターたちの魂のこもった応援は絶対にチームの後押しになっていたと思います。
それでも、「来季もJ2」というショックからは一晩経った今もまだ立ち直れていません。

それでも、私にとってエスパルスなしは考えられない

チームが来季に向けてどうなるのか、まだわかりません。
現時点では秋葉監督が続投するのかも不明です。フロントもどうなるかわかりません。
選手たちも他のチームから草刈り場のように狙われ、とられるでしょう。
選手たちにとっても、自分の選手人生が限られている以上は他のチームを選択することもあるだろうし、仕方ないと思いつつどれだけ残ってくれるのか…不安しかありません。
ショックな気持ちが消えなくて、まだ涙目だけど、それでも「来季も変わらず応援しよう」と思う自分がいます。
もう、「推し」なんて言葉では括れないくらいにこのチームが生活の一部になっていることをあらためて思い知らされます。
きっと、今日以降も選手の移籍やチーム体制のニュースに一喜一憂しながら、また来季も勝ち負けに一喜一憂しながら応援し続けると思います。
何かを心から応援し続けることがこんなに苦しくて、でも幸せなのか。
今は、シーズン通じて戦ってくれたチームと、応援し続けたサポーターファミリーに「お疲れ様。ありがとう」と言いたいです。
また、少しずつですが前を見て変わらず応援し続けます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?