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【映画】ザリガニの鳴くところ、を見ての感想。ネタバレあり。

Amazonプライムでザリガニの鳴くところを見ました。面白かったので感想をまとめたいと思います。

・概要
ノースカロライナ州の湿地帯で富裕層の青年の変死体が発見される。容疑者として逮捕されたのはその湿地帯で一人暮らしをする湿地の少女と呼ばれる女性。女性の素性、事件の真実が徐々に明らかになる。
同名の小説が原作となっています。ザリガニの鳴くところとは、安心安全な場所という意味があるそうです。

*以下ネタバレを含みます。
①ヒロインのカイアが魅力的。

幼いころから湿地帯で一人くらしていたカイア。
学校に行っていないので字も読めません。
しかし容姿端麗で頭がよく魅力的なヒロインとなっています。
テイトとの出会いから字を学び、湿地帯の生物を絵で記録し、絵本作家になる。そんなカイアの成長も見どころの一つだと思いました。

②ミステリー要素は薄め。
チェイスを殺した容疑で裁判にかけられるカイア。最終的にカイアは無罪となりますが、実際に誰がどのように殺したのかはわずかな伏線はありますが映画では基本的に語られていません。
ゴリゴリなミステリー要素を期待してい見ると期待はずれになってしまうかもしれません。

③半生を描いている。
テイトとよりをもどし、結婚して湿地帯でくらすカイア。著書の絵本は増えていき二人で湿地帯の生き物の観察、研究を静かに続けます。
最終的に寿命がきてカイヤを生き絶えます。それでも最後は幸せな人生だったのではないでしょうか。
人生の最後に会いたかった母親に会えたシーンは感動しましたね。

・まとめ
大ベストセラー小説の映画化ということで期待値は見る前から高かったですが、期待通りの面白さでしたよ。ゴリゴリのミステリーというよりはカイヤの半生を描いている映画だと思いました。見る価値はあると思います。

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