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【11月CPI】消費者物価指数発表後の米国株式市場の値動き考察【無料記事】

※本記事は、11月7日(月)深夜に書いた記事となります

11月2日(水)のFOMC後に急落し、11月4日(金)の雇用統計発表で下げ止まった感がある米国株式市場ですが、11月10日(木)のCPI発表前後の値動きを予想したいと思います。

11月7日週の重要イベントは、以下2つあります。
・11月8日(火) 米国中間選挙
・11月10日(木) CPI発表

米国中間選挙について

株式市場は不確実な状態を嫌うと言われているため、結果がどうであれ選挙結果が出れば株式市場にはプラスと思われる。

また、共和党が上院、もしくは下院のどちらかを支配する可能性が高いと言われており、ねじれ状態になった場合、経済政策が行い辛くなることで不確実性が低下することも歓迎されるという。

詳細は以下。


CPIについて

前年同月比のコンセンサス予想は以下である。
・総合CPI:8.0% (先月:8.2%)
・コアCPI:6.6% (先月:6.6%)


CPIの遷移

上記グラフより、比較対象となる前年11月のCPIは、総合もコアも10月より1段上がっています。つまり、比較対象となる数値が高いため、10日に発表されるCPIは高くなりづらいと考えており、コンセンサス予想よりは低くなる可能性が高いと考えています。

邪推ですが、FOMC後のパウエル議長会見において、株価下落の要因となった「ターミナルレート(金利の最終到達点)は従来予想より高めになる」との見通しを示唆した発言は、CPI低下→株価上昇を見越して釘を刺すための発言ではないか、とも考えています。

よって、個人的な見解はCPIが予想より低く、株価上昇すると考えています。


以上。
投資は自己責任でお願いします。

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