銭湯日記 3
最寄り駅の商店街のはずれに、その銭湯はある。
一週空いて、二週間ぶりに訪れた。券売機でチケットを買う。振り向くとすでに番頭さんがサウナセットを用意してくれている。何を買ったか見える距離なのだ。とてもこじんまりとした銭湯である。
今日も寝湯であたたまってから、岩盤浴中心に入る。最後、ブラタモリをみながら10分間続けて入ることに成功した。最高記録だ。汗がぼたぼたと溢れ出てきて、気持ちいい。タモリさんは秋吉台を訪れているようだった。洞窟学会の会長だったという方が説明をしていた。そんなにも洞窟の研究をしている人がいる、というのは興味深いことだった。
湯上がり、外へ出ると、暑くもなく寒くもなく、もうすぐ半月というような月が浮かんでいる。
コンビニでビールを買って帰った。
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