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【日記】6/16-6/17 出汁が効いている

6月16日(日)快晴

何も予定がない日曜日は久しぶりかもしれない。
惰眠をむさぼるつもりが、8時過ぎに目が覚めてしまったので仕方なく起きる。
仮面ライダーガッチャードを見つつ、バターロールパンでホットドックを作る。ホットドック用の長いパンがなかったのだ。
一袋に入っているパンの数も、ウインナーの数も少なくなってしまっている。世知辛い。

本当に何も予定がなかったので、昨日買った『ツミデミック』(一穂ミチ/光文社)を読んだり、積読から発掘した『これが生活なのかしらん』(小原晩/大和書房)を読む。

 達郎は巻き戻しボタンを押す。キュルキュルと擦れるようにテープが巻き取られる。(中略)時間は戻らないのに、繰り返すことができる。

『ツミデミック』『祝福の歌』より

 狂気は、とうに私たちのなかで眠っているのだから、いつ自分が他人の洗濯ものをばら撒くようになるかわからない。きっかけはひとつで、すべてがひっくり返ってしまうことを、私たちはよく知っているはずだ。

『これが生活なのかしらん』16ページ

 いくらかんがえても答えのでないこと、というのはもちろんある。
(中略)
 私はちいさい頃からむむん考えるのが、ほとんどくせになっていて、考える発端になるのは「傷ついたから」であることが多く、つまりは傷ついた心のままで、傷つけられた理由について延々と考えるわけだから、ぐんぐんときもちは沈んでしまって、気づいたときには憂鬱のみずうみで溺れている、というどうしようもないことばかりである。

『これが生活なのかしらん』62ページ



6月17日(月)くもり→あめ

とうとう梅雨に入ってしまったらしい。去年よりも遅く始まった梅雨なので、遅く終わるのだろうか。じっとりするし、髪がぼわっと広がるし、雨が続く日は憂鬱で仕方がない。

出勤するつもりはなかったけれど、会社に行く。月曜日は社内の人口密度が高いのでなるべく在宅したいなー、と思っているけれど、チームメンバーと顔を合わせて打ち合わせができる日でもあるので、なるべく出かけるようにしている。
時間がなくお昼はパソコンを見ながらコンビニ。気持ちも時間も、余裕が足りない。

18時前に退社し、雨の中バタバタと帰宅する。家事労働待ったなし。
魚を焼きつつ、ポン酢サワー(ノンアルコール)をひっかける。
先週の長崎で行った居酒屋でぽん酢サワーがあったので「お!」と注文をしたところ、こんぶストローがついていておいしかった(出汁がいい感じ!)。
絶対に家でもやってみようと思ったけれど、我が家には出汁こんぶはない。ので、味の素を1ふり投入してみた。グルタミン酸が効いている感じでなかなかよいのでは!
どうでもいいけれど、ミツカンのぽん酢を売っているスーパーをあまりみかけないのは地域柄なのかしら?
九州でぽん酢といえば味ぽんみたいな調味料をイメージしちゃうもんね。
(わたしだけ?)


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