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【導入事例】 「ハコベルで1人分の人件費をまるごと削減しました」株式会社R&D様

ヨーロッパのシューズケア用品の輸入販売を行っている株式会社 R&D(アールアンドデー)様。

同社が業務拡大を目指す上で出荷、配送業務が社内リソースだけではまかないきれず課題となっていました。どこにアウトソースするかと解決策を模索している中、ハコベルのラジオCMを聞いたことがキッカケとなりハコベル導入に至ります。今回どのように人件費を削減していったのか? 商品2課、課長の斎藤 和以様、商品部主任の首藤様、鶴端様にお伺いいたしました。


【抱えていた課題】
・業務拡大に伴い配送業務に課題が生じていた
・配車までのスピード感やコスト面からベストな配送会社を見つけられずにいた
・やむなく社員自身が配送業務を行い「業務効率」や「安全面」が課題となっていた

【ハコベル導入で得られた効果】
・3日間かかっていたドライバー手配を最短1〜2時間に削減
・以前利用していた配送会社と比べ低コスト化を実現
・本社と倉庫間の配送に定期便を活用し、社員は本来の業務に集中できるようになった

─ 株式会社 R&D 様は、ハコベルご利用以前はどのような課題を持っていたのでしょうか。

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商品2課課長 斎藤和以 様

斉藤:弊社は1975年創業当初よりイギリスやイタリアなどヨーロッパのシューケア用品の輸入を行っていました。銀座の小売店を始め、日本各地に靴屋さんに商品を卸すのが主な業務でした。ここ6~7年の間に、取り扱いブランドの拡大や実店舗、オンラインストアの運営など業務拡大に伴い、社内リソースだけではまかない切れない状態になりました。

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人気シューケアの商品のM.MOWBRAY

在庫管理や配送のアウトソースを検討する段階になり、新しく倉庫会社と契約して在庫管理と出荷を依頼……と進めてきていたのですが結局のところ、全てが一気にアウトソースできるわけではなく、弊社からも外部の倉庫からも検品作業や出荷作業を行い、その拠点が4~5箇所となれば、在庫の移動なども発生するため劇的な改善には繋がりませんでした。

拠点間の移動を業界では“横持ち”というのですが、そこに課題を感じるようになりました。業界としての課題になるのですが、昨今は深刻なドライバー不足と言われています。トラックはあるのにドライバーが居ないという状態に悩まされていました。

そのため、「自分たちで動くしかない」となり、私と首藤の2名でワゴン車を運転し、時には同じ拠点を1日で4往復したこともありました。しかしこれでは、時間的なロスにもなりますし、何より交通事故などのリスクもあり、一刻も早く改善したい点でした。


─ 業務拡大に伴うドライバー手配に課題を感じられていたのですね。次にハコベルご利用の背景を教えていただけますでしょうか。

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斉藤:上記でお話した出荷や横持ち輸送時のドライバー手配に課題を常々感じており、なにか良い方法は無いものかと日頃からアンテナを張っていました。そこでたまたま見かけたハコベルのラジオCMで、荷主とドライバーの「マッチング」という単語が頭に残っており、後日Webで検索しました。一度試してみようということで、電話をして自身の名前で登録し、首藤に任せていました。

首藤当時、ハコベルの他にも著名な配送会社も比較検討しましたが、手配のスピードや料金面がネックとなり、相見積した結果ハコベルが最も安く、何より「ドライバーがすぐに見つかる」ことが特徴として挙げられていたので本格的な導入に至りました。

例えば、上記のようなサービスを利用し、1~2日で入荷し3日目には出荷されている状態というスケジュールを組んでいたとしても、実際の蓋を開けてみれば手配に1週間かかることもあります。その中でも、ハコベルは「今すぐに手配」できたり、夜に確定した段階で「明日の手配ができる」というスピード感が非常に魅力的に感じました。


─ ハコベルを利用開始してから当初期待されていた通りにご活用いただけてますでしょうか。ギャップなどあれば併せて教えて下さい。

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商品部主任 首藤 領 様

首藤期待通りに活用できていると思います。利用前に「すぐにドライバーの手配が出来る」と聞いていた中、初めて利用した時に本当に1~2時間に手配が完了しましたという電話が来たので「こんなに早いんだ!」と驚きました。

また、料金面に関しても期待通りでとても助かっています。例えば、4tトラックの運賃はいままで3万円を超えるのが当然と思っていたのですが、ハコベルで手配した場合、3万円を下回る額で利用できたこともあり、スピードだけでなく料金面でも凄いと感じています。

そうした大きなトラックを必要とする一般貨物だけでなく、本社と倉庫間で運ぶ伝票系の物、倉庫からピックアップしてきた商品など、当初自分たちでワゴンを運転して運んでいたような軽貨物での利用も開始しました。

毎日決まった時間に手配できるのが理想だなと感じ、ハコベルの担当者さんに問い合わせてみたところ、定期便のサービスもあるということで、軽貨物関しては定期便を利用しています。

斎藤実は、軽貨物に関しても、バイク便などの相見積を取っていたんです。そこで首藤がハコベル見積を持ってきたときに、「あれ?軽貨物もハコベルが一番安いのでは?」ということがわかり、すぐに利用開始しはじめたのです。これは、プラスの意味でのギャップを感じた瞬間でしたね。


─ ハコベルを期待通りにご活用できているとのことですが、実際に利用開始後に感じられた効果や変化などはありますでしょうか?

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斎藤大きいトラックを手配する一般貨物の配送コストという点に置いて大いにコスト削減に繋がっていると感じています。あと、最も大きな変化としては、ドライバーを探す手間が無くなり、時間のロスが無くなってきました。

首藤斎藤と同じく、ドライバーを探す、トラックの手配などに割いていた人員の労力など、小さな作業が積もり積もって大きな工数となっていたポイントが大きく改善したのはメリットだと感じています。

私自身もそうなのですが、基本的に商品部は一人あたりに様々な業務を兼任する形で抱えています。具体的には在庫管理から受発注、検品や新製品の開発などです。人によってそれぞれ業務があり、冒頭でお話したようにワゴンで本社倉庫間の輸送など1日がかりで行っていた仕事をハコベルで簡単に解決できるようになり、本来の業務に時間を割けるようになったのが助かっています。

斎藤コスト削減と、社内リソースを使わなくて良くなった点が大きな効果ですね。人件費で換算すると、従来のやり方だと1日あたり2人分のリソースを詰め込んでいたようなものです。それが少しずつ変化して1人分をまるごと削減できる状態になりました。

首藤の下に入ったばかりの、鶴端にハコベルを引き継いでおり「手配しておいて」と伝えれば直ぐにできる気軽さも魅力です。

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商品部  鶴端 凌 様

鶴端私は入社して2年目になるのですが、現在ハコベル手配を行う役割を担っています。自分の担当をもたせてもらっている拠点に資材を送る時などに役立っています。何より、倉庫があってもドライバー手配ができなくて出荷できなかったり、先輩方がかつて行っていたように自分で運ぶ必要があったりという課題があったのですが、ハコベルに依頼できるため時短になってかなり助かっています。

首藤私と鶴端で別々の行き先のものを組んで手配すると、スケジュールが被っていたりすることもあるのですが、ハコベルの管理機能として「配車管理」があり、一覧で配車状況が確認できるため、配車の時間を調整するといった活用もできています。複数の担当者がハコベルを利用するときも、そうした管理機能のおかげでメンバー同士配慮しあって利用できていますね。


─ 2018年よりハコベルを利用いただいている中で、なにか記憶に残ってらっしゃるエピソードはありますか?

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首藤今年(2019年)のはじめにあった出来事なのですが、配車を指定した時間よりもドライバーさんが「早く」着いてしまった時のことです。私達としては、指定時間までに荷物を用意すればとスケジュールを組んでいるので、早く到着した場合バタバタとしてしまうんですよね。本来持っていくべきものが積めなかったりということもあり……それに長く待ってもらうにも大型トラックなので本社の前にずっと駐めておくわけにもいかず、一時期悩んだことがあります。

そこで、ハコベルの配車サポーターさんに「こういった出来事があり、どうやったら防げるんですか」と問い合わせたところ、「すぐにドライバーに伝えます」と言っていただき、ハコベルへの案件登録時の備考欄の書き方(時間指定の方法など)を教わり、実践し始めてから、ドライバーさんが早く到着しすぎるということもなくなり、現在ではスケジュール通りに配送手配ができるようになりました。何か要望や改善点などがあれば配車サポーターさん連絡して対応いただけることもあるので、その節はとても感謝しています。

─ 今後ハコベルに期待することなどはありますでしょうか?

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斎藤現状、サービスに対して満足しており今後も利用し続けたいと思っています。

要望を挙げるとすれば……本社から配送を依頼するとき、フォークリフトが無いため手積みで1度に200個くらいの積込を行っているのですが、理想を言えばパレットでまとめて積め込みたいです。倉庫側にはフォークリフトがあるのですが、本社側からの配送時の積込に手間がかかっています。ドライバーさんによっては、パレット用のジャッキを載せてくれている方もいるのですが全員がそうとは限らないため、ハコベル側でオプション対応していただけると大変うれしいなと思います。

首藤私もいまのところ特段大きな改善要望などはなく、むしろ業務効率化やコスト削減という点でとても助かっていることばかりです。

今後を見据えた話という視点であれば、弊社には事業所として色々な拠点に弊社の倉庫や委託先の倉庫があり、そして検品作業を依頼している外注先などもあります。各拠点にある物の流れをハコベルで一括で管理できるようになると、いつ荷物が届くのかというのを、各拠点に連絡しなくてもスケジュールを組みやすくなると考えています。

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