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南国鹿児島の南国ぽい植物の話ー『コバノセンナ』とアンデスの乙女

こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。少し秋らしい気候の1日になりました。ちょっと慌ただしい2・3日を過ごしております。
それでも夕方、少し時間をとって恒例のお散歩に行ってきました。

散歩道には「コバノセンナ」の黄色い花が咲いています。コロンとした黄色い花が樹にいっぱいに咲いていてとてもきれいです。

道路沿いに咲くコバノセンナ

コバノセンナとは

コバノセンナ マメ科 センナ属
落葉低木 原産地.ブラジル、アルゼンチン

花もコロンとしていますが、よく見ると、確かにマメ科らしい、コロンとした葉っぱでしょう。この葉っぱをイメージしてなのか、丸い花びらが散るときはパラパラと散ってしまうので、英名では「スクランブルエッグ」とも呼ばれるそうですよ。

花と葉をUPするとこんな感じです

コバノセンナを庭で植える場合の注意点

暖かい地域が原産の花なのですが、日本では庭植えの場合は関東地方でも花を咲かせる場合もあるようです。私の住んでいる鹿児島県の一部の地域では沿道でも植えられていて、この時期に花を見ることができます。

季節の変わり目で、花壇の夏のお花が終わりを迎える時期が、コバノセンナの花期になるので、秋のお庭をとても華やかにしてくれると思います。

基本的には、霜で痛んだり枯死する可能性があるので、もしも降霜が常にあるような地域では、霜除けをしておいた方が良いでしょう。

また、小さな苗でも成長すると横への葉張りが出てくるので、植え付ける際には株を中心に最低でも80センチほどはスペースを確保しましょう。

「アンデスの乙女」とも

コバノセンナを、アンデスの乙女と呼ぶこともありますが、正式には「コバノセンナ」ではなく「ハナセンナ」という近似種に元々付けられた日本での流通名です。原産地の「アンデス地方」から来たのでしょう。

コバノセンナの「コバノ」は「小さい葉っぱ」を意味します。ハナセンナに比べて葉のサイズが少し小さいということで区別されています。
因みに、コバノセンナの方が耐寒性が低いので育てる場合にはご注意ください。

それにしても「アンデスの乙女」と聞くと、何だかとても美しい響きで、愛らしい名前だなあ。と思ったでしょ。
しかし、思ったわけです。「アンデス」ってそもそもどこだっけ?と。

<復習>アンデスってどこだっけ

《アンデス地方》
コロンビアからチリ北部にかけてアンデス山脈が縦走する地域をいう。赤道を横切って南北に長く走るアンデス山脈は,地形と気候条件が複雑で,古くからそれに対応する人間生活の多様性を生んできた。

コトバンク アンデス地方とは

アンデスと聞いて、私がイメージしたのは「アンデス文明」そして、アンデス山脈は日本と同様に南北に長い地形のため、南と北では大きく気候も異なります。そのため、アンデス地方というと、気候区分では8区分くらいに分かれるようです。
さて、「アンデスの乙女」は一体、アンデス地方のどの辺りで咲いていたのでしょうね。

まとめー予定がズンズン詰まってきています

今年もあと3ヶ月。ということで、ありがたいことに年度内(来年3月末)までの大きな工事のスケジュールは決まりつつあります。

鹿児島は冬場でも雪が少ないので、降雪地域に比べると冬の造園工事への影響はほとんどありません。落葉樹を植え替えるには持ってこいの季節なので、11月半ばくらいから3月半ばくらいまでは植栽工事が続きます。

植栽工事までにどんなことをしているのか、そんなこともいつかnoteにてご紹介できればと思っています。
ちょっとスケジュール見ながらのnote更新になりそうです。書きたいことはいろいろあるのですが!!

というわけで、今日はここまで。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。




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