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長い白夜のなかでパンを食べる 湿った密林のなかで紫煙を吐く 腕に浮き上がる薄ら青い血管 小…
当たり障りのない言葉を並べる ほとんど重さのないハリボテ 淀みなく繋がれていったとしても …
拗ねた月は分厚い雲の布団で いつの間にかふて寝を始めた どおりで静かな夜だ 声を発さない代…
考えることが増えていくにつれ 頭の中が言葉で埋め尽くされる 真夏に土砂降りと遭遇したとき …
眠気よりも書き気。 とかいって、本当はもう眠い。 書いているのはなぜですか? 自分に問うて…
薄明かりのなか思考の澱が目立ち始め 上澄みだけをすくえばすくうほど 残された濃度は高くな…
変わらないことへの不安 変わることへの恐怖 変わらないことへの恐怖 変わることへの不安 変わらないことへの不満 変わることへの期待 変わらないことへの期待 変わることへの不満 変わらないことへの焦燥 変わることへの歓喜 変わらないことへの歓喜 変わることへの焦燥 呼吸をしているだけでも 何かは変わっている きっとだいたいそんなものだし いちいち感情の波にのまれるなら すこしずつ練習して大波がきたら おもいっきり乗りこなしてやればいい とりあえず今は呼吸を楽しん
目的地があるわけでもなく 歩みを散らすから「散歩」 ぷらぷらしながらふと思う 「散歩がてら…
開いたままベンチに置いた モレスキンのポケットノート 春風のリズムに合わせて パサッパサッ…
薄灰色の砂の上 小指の爪にも満たない影 彷徨っているような蟻の歩み その真っ黒な体に降り注…