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Beauto Racer(ビュートレーサー)

今回はBeautoRacer(ビュートレーサー)というプログラミングの教育用ロボットをご紹介させていただきます。

最初に書いてしまうとこのビュートレーサーはとても良い教材だと思います。
お世辞にも高性能とは言えませんが小学校のプログラミング教育にこれを採用しても良いのではないか?と思うほどです。
その理由を説明していきましょう。

最大の特徴は安い!

ビュートレーサーは安い!
安いというのは重要なことです。
安くないと導入できないところがいっぱいあります。
その代表が公立学校でしょう。

ビュートレーサーくらいの値段であれば、公立学校でも十分に導入できる範囲内だと思います。
そして、このビュートレーサーを一人一台、大切に使って1年間プログラミングの授業に使えば良いと思う。
後に説明しますが、必ず価格以上の学びを得られる教材です。

プログラミング学習において重要な機能を持っている!

プログラミング学習において、自分のプログラミング結果が物理的なロボットの動きとして目で見られるのはとても良いことです。
そして、ビュートレーサーは小さいながらも、たしかにロボットとして最低限必要なものを持っています。

一つ目はモーター
これがあるから、ロボットが動く。
ロボットを動かすことは、プログラミングの逐次実行処理を体感できる良いトレーニングです。

二つ目はセンサー
ビュートレーサーには反射光の強さを測定するセンサーを搭載しており、例えば床が白いのか黒いのかを測定することができます。

プログラミングツールが付属する!

付属のプログラミングツールは、ビジュアルプログラミングでモーターやセンサーを制御することができます。
条件分岐と繰り返し(ループ)も利用することができるので、プログラミングの初歩が体で身につきます。

単純にロボットを動かすだけでも楽しいと思います。
しかし、特定のロボットの動きを目標とした課題を出してあげることで学習効果は一気に上がります。
ループを利用して、一定の動きを繰り返す動きを目標とした課題を出してあげればループの感覚が体で身につきます。
センサーを利用して、特定の条件でロボットの動きを止めさせる方法を教えてあげれば、随分プログラミングの考え方が身につくことでしょう。

ライントレースへチャレンジ!

ビュートレーサーは、あきらかにライントレースに特化したロボットです。
なんと、ライントレース用のコース(紙)が付属です(笑

ライントレースとは?
紙や床に書かれた線に沿ってロボットを動かすことです。
センサーを利用して、線を検知させることで可能となる動きです。

付属のライントレース用紙は、とても良くできていて、単純なラインだけでなく、少し意地悪でロボットとプログラマーを困らせるいたずら的な仕掛けがしてあります。
これを全てクリアできれば、プログラミング初歩としては十分だと思います。

私個人としては、2020年からはじまる小学校のプログラミング授業の到達点は、ここだと思っていました。
単純なラインで良いので、それに沿ってロボット動かすライントレース。
これが小学校で目指すべきプログラミング初歩であると考えていました。
しかし、現実はそこまで到達するカリキュラムにはなりませんでしたが...

小学校のプログラミング授業だけでは不安な方へおすすめ!

小学校のプログラミング授業がライントレースまで伸びることはまだまだ先のことになりそうです。
それが不安!
もう少し子供へプログラミングを勉強させたい!
そんな方はビュートレーサーを買って、親子で楽しく遊びながらプログラミングの勉強をしてみてはいかがでしょうか?
おそらく、ライントレースは大人でも十分に楽しめる課題になると思います。
けっこうムキになると思いますよ!(笑

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さて、本日はこの辺で。
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それではまた!

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★私、オーシマが開発したプログラミング教材です(笑

レトロゲームをつくることによってプログラミングの根底を学ぶことができます。
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