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イベント空間をデザインせよ!

みなさん。こんにちわ。新川モール学生チームの鈴木葉大です!
この学生チームは静岡文化芸術大学がメンバーの基本ですが(というか僕以外そうですが…)、僕だけ静岡理工科大学の建築学科になっております。
あひゃ、なんでやねん、と思っている方もいると思いますが、実は僕も分かりません。成り行きと流れで、なんかそうなっています。
「建築学科?そんな奴がなんの役にたつですか?」と思う方もいると思いますが、実は!役に立っているんです。とても役に立っているんです!
たぶん、きっと、えっ、そうだよね…?役に立っていると思うけど…
不穏な雰囲気で始まる週間新川です…それではいきましょう。

ポスターデザイン

とりあえず、僕がやってきたことをつらつらと述べていくと、
11/26に行われた「みる みる めぐる 写真展」や12/1から出展者を募集を開始した「2つのアート展」この2つのポスターを作成しました。個人的には非常にいいものを作れたかなと思っています。(もっとこうした方がいいという批評があれば是非、コメントまで。人の話は無茶苦茶聞く男です。)

見つけるアート展出展者さん用(2つのアート展のうちの一つ)のポスター
見つけるアート展出展者さん用(2つのアート展のうちの一つ)のポスター

1月ごろ開催予定です!ちょっと足を運んで、ちょこっと立ち寄って、ちょっとアートに考える展示にしたいなぁと考えています。

イベントの展示物の作成

みるみるめぐる写真展では受付の近くにちょっと大きめの世界地図がありましたが、あれを作成しました。イベント当初は、写真を出展してくれた人に貼ってもらう予定でした。残念ながら、元気な少年少女によって、パブリックお絵かき帳になってしまいましたが…(実は下の写真の世界地図はすごい落書きがあります)

世界地図になれなかったパブリックお絵描き帳

チームマネジメント(一部)

実はマネジメントに関してもやや口出ししていて。インターンでの経験を活かし、議事録の取り方を提案したり、行ったイベントの分析の仕方を提案したり、しています。ただ、これに関しては、5人、全員で考えながら、現代の技術を入れたり、逆に時代を後退させたりしながら。僕らなりに、今の時代なりに、形を少しずつ変えていっています。(その変遷も実は面白かったりするのかな…、)

みる みる めぐる写真展の分析フォーマット

イベント空間のデザイン

実は、建築学科がいる意味は、空間のデザインがメインなのかなと思ったりします。イベントというと、「企画」で何をやるか?(今回で言うと、世界中の人々から写真を集めて、参加者が自分の写真を高架下に映し出しシェアする)がメインで、そこが重要視されています。それは実は当然だったりして、やはりイベントに来る理由は「企画」で、それを目的としてくるものです。
ただし、そのイベントの居心地の良さ、だったり、イベントにたまたま訪れてしまった人の巻き込み方などは企画とは別のところが重要になってきて、それが「イベント空間のデザイン」なのかなと思います。ってことで、11/26に行われたイベントをもとに説明していきます。
イベントの詳細は、下の記事を参考に!

配置図のコンセプト(想定図面を大公開)

この図面のコンセプトは、「pre参加者の誘い込み」といったところでしょうか。

みる みる めぐる写真展イベントの想定配置図

詳しく説明していくと…
図面の左側が大きく余白があると思いますが、それが、このイベントを知らずに新川モールを通る人の通り道です。現場に行ってみた時、自転車なども通っており、椅子や机の配置は3.8m程度開けておくことで、参加者でなくても、ここを通れると考えました。

参加者じゃない人の通り道

さらに、この新川モールは、左側の方(遊楽街)の方が人通りがいいです。新川モールの外側を通る人からもスクリーンに映し出された写真が見えるように、キッチンカー等を含め、背の高いものは左下側に配置しないようにしました。

新川モールを通らない人も写真を見ることができる

その他にも、本部を中心に配置することで、人が常にイベントに中心にあり、賑わいを感じやすいようにしました。それから、滞在者とキッチンカーに訪れた人の動線が交差しないように……………etc

いっぱい、考えているなぁ。と思っていただけたら幸いです。ただ、聞いてて、

なんで参加者じゃない人のことばかり考えるの?

と思うことでしょう。実はそこには僕なりのロジックがありまして…
「企画」と「空間」の関係を改めて、思い直すと、

企画:イベントに来る目的を作り出す
空間:イベントの会場に来た人の居心地をよくする+たまたま来た人を巻き込む

とも定義できます。そうなっていった時に、新川モールという駅近の緑があふれる、外部空間という居心地のいい場(空間)においては、たまたま来た人をどれだけ巻き込めるかが、最重要となってくる。
と考え、今回は実験的に実践してみました。
では、イベントを行なってみてどうだったのかは….

またの機会にお話ししたいと思います。ではまた次回お楽しみに!


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