「ワンオペ育児」読んでみて-3
対象:プレママ、プレパパ、現在ワンオペをしているママ、ワンオペをママにしてもらってるパパ、そのほか
まとめ:一人で育児・家事をするのは結構辛い。体力使う、でも回復しない。せめて夫婦は協力しあって「育児・家事をメインでやってる側」はHelpを出し、「育児・家事してもらってる側」は積極的に帰ってきたら育児・家事を代わり、サポートをして欲しい。(要望)
一昨日、昨日の続きです。もしお読みでない方がいれば、できれば一昨日の投稿からご覧ください。
一日たった6時間程度でも、一人で育児・家事をしていると、大変なことが多々あります。具体的には下記3つです。
1:意識の問題
2:時間の問題
3:体力の問題
2を昨日取り上げました。さて本日は3:体力の問題です。
体力といっても、大きく2つあります。
・そもそもの体力量の問題
・回復の問題
この2つは親の年齢、生活習慣にだいぶ左右されそうですが、34歳で第一子を授かった、ウェイトトレーニングくらいしかしていない、仕事ではスタッフでオフィスにずっといてPCとにらめっこしているタイプだった私の場合で記載します。
ちなみに、今息子氏の体重は約6.5キロ。トレーニングにはちょうどよい重たさになってきました。(白目)
なるほど、周りの先輩たちが「子供は早いにこしたことはない」と言ってたのも確かに一理ある。
【何に体力を削られるのか】
重いもの持ってるってだけじゃない。
何に削られてるんだろう。
最初に体力と書いてしまいましたが具体的には
・体力(フィジカル)
・精神力(メンタル)
の二つの体力(持久力の方が的確かな?)があると思います。
体力(フィジカル)に関すること
・重たいベビーを常に抱いてる。
結局これかよ。と思われると思いますが、命の重さがあるのに、不機嫌だとアホみたいに手足をバタつかせる6キロのダンベルなんて聞いたことありません。
神経使うんですよ。。。
・外出すると、荷物も重たい。
外出時は、アホみたいに荷物が増えます。
平均的な4-6時間の外出(移動時間含む)
・哺乳瓶2つ(200g)
・熱湯の水筒(700g)
・湯冷まし水(500g)
・オムツ一式(300g)
・抱っこ紐&新生児インサート(約1,000g)
ついでに外出の要件によって下記も。
・パソコン(MBP→1,800g)
・充電・周辺機器関係(1,000g)
・カバン(1,500g)
・水(1,000g)
・その他諸々(1,000g)
合計→9,200g!!!!!
これに子どもが付いてるんだから、重てぇわ、そりゃ。(重たさざっくりです。)子ども入れたら15kg超えやないか!(米俵かよ)
・ずっと動いてる
外で抱っこ紐してるママさんたちを見てみると、結構「縦揺れ」してるんですよね。
我が子もそうなのですが、揺れてるとグズらないのです。つまり、そうです。ずっと揺れてます。電車の中、エレベーター、歩いてないときは縦揺れです。
もちろん家の中でも、バランスボール、スクワット、ダンスなど、基本は縦揺れです。
そりゃ万歩計も2万歩超えるわ。
・いつでも呼び出される
どこにいようがお構いなして呼び出されます。
そう、2ヶ月児くらいだと寝返りもうてないので、「僕のところに来て!」と悲壮感たっぷりな声で泣きます。もう、かわいそう過ぎて、すぐに駆けつけるのですが、トイレにいようが、洗面所にいようが、シャワー浴びてようが、寝ていようが、彼の元に馳せ参じる必要があるのです。
これがなかなか大変。万歩計はこういうので、カウントを増やしています。
精神力(メンタル)に関すること
・常に気を張っている
自分でも、良くない症状だなと思うのですが、トイレ中やシャワーを浴びてても、泣いてる声がするんですよね。(これやばいですかね。)
まぁ、もちろんそれだけでなく、一緒にいる時には、いつ突然寝返りうつかもしれないので、常に監視してなきゃいけんのですよね。(特にソファとかに寝かせてる時は。)
これ、結構集中力使うんです。
・泣かれる
私が一番メンタル持っていかれるのは、「泣き声」です。
他のママさんでは、外で泣かれて、周りの目を気にして、「ごめんなさい」の気持ちと、周りからの心無いコメントなどで精神をすり減らすというのもあるかと思いますが、私の場合は、ただ泣き声が耳に響く。というものです。
これはうちの子だけでなく、甥っ子、姪っ子、他の子、誰の声でも、「泣き声」がメンタルにきます。泣き声に弱いのです。
きっと昔、誰かが泣いているのを見て、ひどく悲しい経験やひどく辛い経験をしたんだろうなぁ。。。
ということで、息子氏の「お腹空いた!」「オムツ変えて!」「眠い!」「なんとなく泣いときます!」「暑い!寒い!」「目さめた!」などで泣く、その一つ一つが、耳に響くのです。
あれ、育児向いてないのでは。。。(汗
さて、その磨り減った体力、精神力に対して、もう一つ、重要な要素があります。それが【回復】です。
1:睡眠による体力の回復
RPGとかやっていても、かならず宿屋とか、回復魔法とかあるじゃないですか。
あれって、宿で寝るシーンとか、画面暗転して音楽流れて、はい、回復♪
って楽に書かれてるんですけどね、あれ、結構重要だと思うんですね。
12時に諸々終えて、ようやく床について、4or5時くらいに起こされる。
いや、バリキャリのスーパーマンみたいな、「毎日睡眠時間3時間で仕事と育児やってます(キリッ)」って感じの人はいるのかもしれませんが、私は可能なら8時間くらいは寝たいのです。毎日。
上記の通り、毎日ダメージを負っている体を回復させられんのですよ。これは実は結構辛い。
2:気の弛緩による精神力の回復
ずっと気を張っている生活って、辛いんですよね。
仕事だったら、行きの電車やトイレの中、上司がいない時とか、お昼休みとか、弛緩する時間があるのですが、どうしても、子どもといるとその時間が取りづらい。これ、常に気を張り続けている状態なんですよね。
タイプは違いますが、怖い上司がずっと仕事を監視してると思ったら、結構精神すり減りますよね。まぁ、タイプは違うけど、そんな感じです。
これを回復させるアプローチがなんなのかよくわからんのですが、(私はまだ見つけられてない気がする)ここの回復方法を持っていないと、結構つらいなぁと思います。
以上2つのタイプの回復がしづらい。というのが一人で日中に育児・家事を長くやっている状況の実感です。
とはいえ、最初に申し上げた通り、これでも私の家庭は、フルタイムで働く妻が育児・家事は私と同じレベルでできるし、食事ができていなければ「作るから休んでて〜」と言ってくれるし、支えあいながらできているので、いわゆる「飯は?」「ねぇ、子ども泣いてるけど」みたいなことぶっこんでくる、育児・家事参画しない父親とは違い、私が一人で育児・家事を担当している環境は全然緩いのですが、それでも、育休4週目にして、すでに疲れたなぁとは思います。
ママやパパ以外の方は、もし育児をしているママやパパを見たら、上記の状況なんだと思って、優しくしてあげてください。リポD奢ってあげてください。荷物持ってください。いや、そこまでしなくていいから、席譲るとか、子ども泣いてても「べろべろば〜大丈夫だよ〜」と優しく「私は全然嫌じゃありませんよ」というアピールを具体的にしめしてあげてください。(あ、抱っこ紐の時は席譲られても、断ることがあるので、許してください。座って、縦揺れ止まると、起きるんです。ぐずるんです!)
ここらへん、是非みなさんの回復の仕方教えて欲しいです。
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またシェアも大歓迎!
プレパパ・プレママや、私の記事に記載している内容が必要そうな方がいれば是非ご紹介お願いします。
自分の実践知での学びが、少しでもプレパパやプレママ、またご夫婦のコミュニケーションをより良くすることにご支援できたなら幸甚です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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