出向先で喫茶店やってみた。

出向先でコーヒー屋さんをやってみた話
私ごとなんですが、最近喫茶店を始めました。
しかも出向先で。( °∀° )ファッ?!
どんな感じかと言うとこんな感じです。

社内喫茶のイメージ図


オフィスの一部スペースをお借りしてセルフドリンクコーナーという感じでやってて、
投げ賽銭方式で珈琲や紅茶を提供してます。(もちろん許可貰ってます。)
店名は喫茶シロクマです。(理由は貯金箱がシロクマのデザインだったから。)

なんでこんなことやっているかというと、あれは夏のある日、
出向先の総務の方がラウンジにあるコーヒーメーカーの前でボソッと
「アイスはないんだよなあ~」と言っていたのを聞いたのがキッカケです。

その時自分は、家で水出しコーヒーを作るのにハマっていて、だいたい毎日水筒に入れて持ってきていました。
(自分)「ここのコーヒーメーカーHOTしか出ないから夏だとあんま使わないんだよな~」「・・・ここでアイスコーヒー売ったら儲かりそうじゃね??」と思い、
ダメかもなーと思いつつ、総務の方にお賽銭方式でラウンジにアイスコーヒー置いてもいいですか?と聞いてみたところ

なんとまさかのあっさりOKをもらい、そこから社内喫茶が始まりました。(出向先の会社は外部の方に異常なまでに優しい。)

最初は朝デスクで3時間くらいかけて水出しコーヒーを作り、昼に出来上がるのでそれを1Lくらいのお茶ポットに入れて冷蔵庫に入れて提供していました。(ちなみに水出しコーヒーは道具をセットして長時間待つだけで作れます。)
それっぽいPOPを作り、ご自由にどうぞ~!できれば投げ銭もお願いします~という感じでやっていたところ結構評判になり、
夕方には水出しコーヒーがなくなり、おぼんには付箋で「おいしかったです。ごちそうさまでした~」と書いてありとても嬉しく感じました。
それからというもの、ここ半年くらいは続けていて今は週3〜4回営業、朝はドリップコーヒー午後は紅茶などを提供してます。(たまにアイスも🍨)

最近は朝にだいたい5~6人分のドリップコーヒーを作ってます。

喫茶シロクマの仕様書
本日のコーヒーポップ

一応売上とか経費はメモしてて、支出と売り上げがだいたいトントンくらいです。
売り上げはそのままコーヒー豆やその他もろもろに還元してます。

この活動を通して気づいた社内喫茶のメリットをご紹介します!


①名前を覚えてもらえる
出向先の場合、仕事で関わらない人とはあんまり話す機会がありません。でも喫茶を始めてからはスラックで「美味しかったです!」と知らない人からコメントがきたり、見た目お偉そうな方にラウンジで声をかけられることもあったり、コーヒー好きの方と話が出来たりと良いことが多々ありました。


②いろいろなコーヒーが飲める
人に提供してる分、無くなるのが速いのですぐ新しいコーヒーに挑戦できます。コーヒー豆ってかなり種類あるのでどれがどんな味かってイメージしづらかったんですけど、たくさん試せるようになったので品種で味のイメージが少しだけできるようになりました。


③安く飲める
一応売上があるので使った分戻ってくる感じです。タダとは言えないですがかなり安く色々飲めてる気がします。自分だけ飲むでも安いとは思うんですけど色々飲みたいのでこのやり方は良い気がする。


④コーヒーの知識が深まる
人から感想を言われると段々と本気になり、気づくと珈琲器具や本などを買っている。珈琲屋さんを見ればどんなもんかなとそろりと入店して珈琲を味わったり、なんの豆使ってるんですか?と聞いてみたり。そこで得た知識を使って社内喫茶で試しています。いずれコーヒー検定とか受けてみようかなと思ってます。


⑤相場がわかる
最近思ったのですが、セブンで最近出てるブルーマウンテンコーヒーが220円なのは破格すぎる。喫茶店ではあまり見かけないですが、頼めば1杯1000円近くします。ちなみにブルーマウンテンは「コーヒーの王様」と呼ばれるくらい有名な豆で、ジャマイカのブルーマウンテンという山脈があり、その山脈の内側でしか栽培されていません。しかもそこから厳しい審査を通過した豆だけがブルーマウンテンを名乗ることができ、味は苦味や酸味、香りどれも良く、黄金バランスのコーヒーとも呼ばれています。


まとめ

このように良いことがたくさんありました。
働く場所の空間や人間環境を良くするって大事だなーと。在宅作業の場合も部屋を綺麗にすると作業効率が上がるって聞いたことありますし、仕事場でも仕事以外の話が出来る人がいると過ごしやすそうかなと思います。この活動のおかげでだいぶ社内の方とコミュニケーションも取れやすくなりました。(もともとコミュニケーションが活発な会社だとは思うのですが)
出向が終わって元の会社戻ってからも社内喫茶(許可貰えれば)できれば続けたいと思います。


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